人に困らないお店22 来年度のことも考えて。
こんにちは、サイヨウの哲です。
先日、10年以上前からお店にきてくれている
お客様が家族で食事にきてくれました。
そこの娘さんは今高校三年生で今年大学受験。
「大学生になったら、娘をアルバイトで雇ってー、
ここなら私も安心だから」
小さいときから知ってる子ですし
その子がきてくれるなら面接ほぼなしでも採用します。
「ウチのお店がいいかどうかわからんけれど、
受験終わったら面接きてくれたらいいからね、
勉強頑張って!」
----------------------------------------------
「来年になったら面接」
こういうケース、去年は2件ありました。
今大学2回生の男の子が2人いるのですが、
どちらも高校三年生のときに、
先に書いたパターンと同じように、お母さんから
「受験が終わったら面接お願いできますか?」
と連絡をもらってました。
連絡をもらったときには
アルバイトは揃っていたのですが
1年後には学校の卒業等で4人抜けるのが
この時点でわかっていました。
正直、その子たちが受験が終わったときに
ウチにアルバイトにきたいかどうかも
近くの大学に行ってるかどうかもわかりません。
確証は持てずとも、どっちかの子が
受けにきてくれたらいいかと思ってたら
ふたりともきてくれて
今も辞めずに頑張ってくれています。
ついついお店をやっていると、
「今人がいる」「今人がいない」
と「今」のことだけ見てしまいます。
ですが、どんな人でも、特にアルバイトに
おいてはいつか辞める、または卒業していくものです。
だから、今働けない人であっても
「来年なら・・・」と思いながら
採用活動のタネをまくことは重要だと思います。
私のお店では大学生がメインなので
受験中の子がいると聞くと、
「来年アルバイト受けにおいで」と
無責任に声をかけることがあります。
(もちろんいい子なの前提で)
1年後働けるようになる子もいると
イメージして「来年の採用」も
スタートしてみてはいかがでしょうか。
『人に困らないお店 来年度の採用を意識する』