人に困らないお店16 求人サイトだけに丸投げしない。
こんにちは、サイヨウの哲です。
今日は求人サイトのお話ですが、
「ウチはずっとそれでいい子きてくれてるよ」と
いうお店に関しては何も言うことがありません。
求人サイトを使ってるにも関わらず
人がこない、また採用はあるが人が続かない
という方に向けての内容になります。
昨日、求人サイトの応募数には惑わされてはいけない、
大事なのは応募者の質と実際採用できるかどうかである、
と書きました。
こういうサイトは、とにかくお店のページを見てもらって
応募してもらうことを一番に考えています。
極端なことを言うと、
採用できたかどうか、また採用できたとしても
その子が続いてるかどうかは検証も確認もないのが
一般的です。
気にするのはあくまで掲載時の反応だけがほとんどで、
お店側から
「お金を払ってるのに全く連絡がない」
と言われないよう、できるだけ反応がある、
応募がかかりそうな文言を勧めます。
アットホームな職場です!
履歴書不要。
簡単な作業です。
タッチパネルで接客がありません。
髪の毛自由
楽しさ・やりがいのあるお仕事です。
こんな募集項目見たことないでしょうか?
もちろんこれが全て悪いとは思いません。
これが本当にそのお店が求めてること、
お店が書いてほしいということならば
それでもいいでしょう。
本来採用の目的は
「よりよい人材を採用し働き続けてもらうこと」
なのですが
営業マンの指示だけを聞き
応募のハードルを下げていると
「応募数を上げること」
が目的になってしまいます。
本来伝えなければいけないことを除くと
簡単にできる仕事だと思って入ったら
そうではなかった、
お店側も求める人材ではなかった、
そんなミスマッチが起こります。
これはサイトの営業マンまかせの求人を
したことが招いた結果です。
辞める、また掲載する、応募はまたある、
そのループを繰り返すと喜ぶのは
どこの会社かは明白ですよね。
何も求人サイトが全て悪いということではありません。
大事なのはその使い方です。
ポイントは
①営業マンに全て頼らない。
②採用を求人サイトだけに頼らない。
この2つです。
まず自店はどんな人材にきてもらいたくて
どんな条件で働いてもらうのか
他所とどんな差別化をして
どんな言葉を書くのか
(差別化については次回に)
それをサイトに載せることが重要です。
ネットの最大のメリットは多くの人間の
目に触れることですから、
何を載せるかをまず自分で考えないと
いつまで経っても人に丸投げ
「反応を気にする営業マンありきの掲載」
になってしまいます。
そしてそのネット掲載もあくまで
採用活動の1つの柱くらいで考えておくことです。
看板、張り紙、ポスター、ポスティング、
SNS、紹介、テイクアウト商品へのチラシ・・・
できることはたくさんありますので
全てネットに頼るのではなく、
どこでどう採用できるかわからないという
気持ちで採用活動していく必要があります。
実際ウチはここ15年、
お店の前に張るポスターのみで募集していますが
人に困ったことはありません。
お店によって相性のいい採用方法は異なりますので
トライアンドエラーを繰り返して検証し続けることです。
『人に困らないお店 求人サイトだけに全部丸投げしない』
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