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統率者ルール改定、太陽の指輪真理教の発足

日が経ったので落ち着いて考えてみた。

今年はモダン環境での有翼の叡智、ナドゥの大暴れからのBANでMTGのニュースは一番大きくなるものと思っていた。
モダンホライゾン3のパックを開けて、ナドゥが出る度に晴れる屋に売却したのはいい思い出だ。
まさかもっと大きな爆弾が投下されるとは思わなかった。

  • 《波止場の恐喝者》 禁止

  • 《宝石の睡蓮》 禁止

  • 《魔力の墓所》 禁止

  • 《有翼の叡智、ナドゥ》 禁止

上から15000円、15000円、30000円、100円のカードたちだ。もちろん晴れる屋の価格なのでだいぶ盛ってる。

各カードが禁止になった経緯であるが
・有翼の叡智、ナドゥ
→統率者に指定できるし再現性が高い。かつコンボが始動するとプレイに時間がかかり周りがおもんない。
まぁわかる。

・波止場の恐喝者
→赤の絡んだ統率者にはほぼ100%入る。相手のエンチャント・アーティファクトの総数に等しい数のマナが出るので2マナで3マナ以上の働きをするのでまぁ強い。こいつが存在するために自分のアーティファクト・エンチャント出せないことがある。
まぁわかる。

・魔力の墓所
・宝石の睡蓮
0マナから2マナ・3マナ出てくる賢者の石といった出で立ち。
1ターンに1枚しか土地はおけないし、土地1枚からは殆どの場合1マナしかでないので0マナで2マナでたり3マナでるのは2ターン3ターン先に行くという行為で強いのだ。わかる。

不愉快な点の洗い出し

ここからは今回禁止された魔力の墓所と宝石の睡蓮についての意思決定プロセスに対する不愉快な思いをさせられた文句なんだけど、
この禁止については公開された議論無しに禁止となっていて、この結果に至ったプロセスが不明、ルールを作る上でのルールが無い状態が一番気分が良くない。
この調整を行うこと自体は一切の問題がないんだけれども、そこにはプレイヤーの声や世論があって初めて成立するものであって、誰も思っていないとこから始まればただの独裁、自分たちの組織で立てた哲学から離れてルールを作ってる、そんなやり方をするのはつまり委員会が機能不全に陥ってるんじゃないのっていうのは思う所。

もうちょっと具体的にならん?

ゲームを始めて誰かが勝利条件を達成するまでがゲーム、今回はルールにフォーカスされてるからこの話をしているけど、カードを使ってゲームをするところがゴールではあるんだけどそれがTCGの全てではなくて
例えば、好きなカードを買ってデッキを入れ替えたり。
新しいパックを買って出てくるレアカードを楽しんだり。
カードのスリーブを入れ替えてみたり
仕事中にふとカードとカードのシナジーを思いついて手がつかなくなったり。
TCGってゲームやってる時間以外にTCGのことしてる時間が多くて楽しいんだよね。

今回の件の何がだめっていうのはルールの改定の先には人がいるのに自分たちの考えだけを押し付けて型にはめて、強いメッセージを出したかったという委員会の自分たちは反発を受けて被害者面しているのが一番気に入らないだと思う。

そのうち無条件の0マナファクトと太陽の指輪以外の1マナファクトが禁止になって太陽の指輪はEDHで存在感を増すことになる。
つまりJeweled Amuletと魔力の櫃は怪しい気がする。

こうなったらいいな

マネタイズとルーリングは二人三脚で動いてない、世界でも類を見ないトンチキな状況がいまここにある。
ジャッジ組織の再編と統率者ルール委員会の再編は今後の発展には必要だよなー


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