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道路陥没

**注意書き**
以下の文章には、不安やつらさを感じる可能性があります。
気になる方は、このノートをスキップしてください。

先週、埼玉で道路の陥没事故が発生し、
転落した男性の安否はいまだ不明です。

実は、似たような事故が昨年マレーシアでも起きました。
2024年8月23日、
クアラルンプールのジャラン・マスジッド・インディアにある歩道で、
突然、深さ8メートルの陥没が発生しました。
偶然その場を歩いていた48歳のインド人女性観光客が転落しました。

警察、消防、市民防衛隊による大規模な救助作業(200人)が行われ、
掘削や排水、ダイバーによる下水管内の捜索、
高圧ジェット洗浄による障害物の除去、
遠隔カメラやレーダーを用いた探査など、
あらゆる手段が試みられました。
しかし、発見されたのは一足のサンダルだけでした。

9日間にわたる救助活動の末、
専門家の助言を受け、
これ以上救助活動を続けることは
救助隊員の安全や健康状態への懸念があるため、
ご家族の同意のもとで、
捜索を打ち切る決定が下されました。

事故の詳細知りたい方は下記ご覧ください。

無念ながら、
ご家族は事故に巻き込まれた女性との最後の対面を
果たすことができませんでしたが、
事故現場で石油ランプを灯し、鐘を鳴らし、
ヒンズー教の儀式を執り行った後、
深い悲しみの中でマレーシアを後にしました。

今回埼玉で発生したことは、
実に、
誰にでも起こり得る事故で、
個人レベルでできることは限られており、
完全に防ぐことは難しいかもしれません・・・

日本の消防隊、
できることは尽力して欲しいところです。


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