ラグビー天理大学
photograph by
KYODO
「日本一や!」よく喋っていた天理大
「天理さんは声がデカくて…」
これらに象徴されるように、天理大学のみんなは声が出ていたのだろう。テレビ観戦でしたが。いや何回も見ていると、声の、気持ちの入ったプレーがわかる!わかるわ、確かに声めっちゃ出てる!
もう1ヶ月前のゲームです。ラグビー大学選手権決勝、天理大学対早稲田大学です。
今も録画を見ています。何回見てんねん、ってくらい見ていますが、本当に素晴らしいゲームでした。私が特に惚れ込んだのが天理大学の出足の速さです。良かったですよね。
写真•市川くんがその象徴でした。タックル、ブレイクダウン、そしてディフェンスにおいても。ボールがルーズになったときの反応も速い。それも1人だけではなく、2人目、3人目と速い。
何が言いたいって、ビジネスにも通じます。スピードって漠然としたものではなく、ボール争奪というターゲットに対して速い。1人だけではなく、2人目、3人目と速い。サポートが速い。みんなが速いのです。
突飛ですが、干場弓子さんが披露していた今日出会ったオノ・ヨーコさんの言葉です。
「ひとりで見る夢は、ただの夢だが、みんなで見る夢は現実だ」
これが具現化されているかのような天理大学のこのゲームでのパフォーマンス。2人目、3人目と、みんなで、チームで、動いた天理大学。そしてそこにさらに声が出ていた天理大学。試合後インタビューの松岡キャプテンの雄叫びが、その象徴でした!素晴らしい!!