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コロナを経た時代変化の本番はこれから。国債チャートと資源チャートを見て思うこと。

コロナを経て、いろんなものが大きく変わりましたが、その本番はひょっとするとこれからかも知れません。

木材の高騰がニュースになりましたが、私は、強烈な資源高を懸念しています。

小麦、とうもろこし、天然ガスその他

これらがもしも木材のような高騰をはじめたら。

デフレでものが安いことに慣れてしまった私たちの生活を激変させることになります。

そこに加えてもう一つの懸念は日本国債です。

日本国債10年チャートを見ると、明らかにあと数年で金利の上昇が始まることが示唆されています。

資源高
金利上昇

これらのダブルパンチが本当にきたら、大変なことになると思います。

日本人にもうインフレの記憶は残っていません。30数年もの長い間ずっとデフレが続いて、物価が上がるとか金利が上がると言うことが頭の中から消えてしまっているのです。

インフレの恐ろしいところはデフレのようにゆっくりと進まないことです。ある日何倍何十倍にも価格が高騰する。これがインフレです。

私はこれからインフレがやってくるということを前提にライフスタイルを作っていくべきだと思います。

しかしそんなこと言っても誰も信じてはくれず、教師をやっている親戚からは「何かにかぶれてるんじゃないか」と言われてきました。

自国通貨持ってるから日本はいくらでも借金ができるとか、日本の未来は安泰だと信じてやまない人はいますし、考え方は自由なのでそれは構わないのですが、少し考えただけで恐ろしくなるのは、いわゆる資源商品のチャートが暴走したときのことです。そして、その資源商品の暴走というのを私たちはこの10年で実際にそれを目の当たりにしました。

それは金チャートです。

XAUUSDのチャートです。

2003年に1トロイオンス= 300ドル付近だった金価格は今現在1850ドルです。実に6倍から7倍。そしてそれは下がる要素を見せません。資源商品チャートのあらゆるものがこの金チャートと同じ値動きをしたら。私たちの生活は一変するはずです。

アベノミクスの株価に沸いた2013年からの不動産ブームなどもありました。株高もありました。しかしそれはおよそ2007年から始まった時代の大変化の中での騙し的な値動きだったのではないかと思います。

何か大きなことが変わり始めている。
その兆候があらゆるところで顕在化してきた。
それは金価格のように生活と関係ない所のものではなく
私たちの生活に直結するようなものである。

そんな気がしてなりませんし、今日の午前中、まさにそういう話を全く関係ない人からされた次第です。

どう考えどう動くかは人それぞれですが、楽観視するのは流石に無理がある状況になりつつあるのではないかと思います。私がかぶれているだけかもしれませんが。

#koko書房
#香川県

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