ライモン・ルル「天国への階段」についての憶測
かなり昔にライモン・ルルという人物がいました。その名を知る人は殆ど無く、無名の学者と言えばそれまでですが、このライモン・ルルが残した功績はいろいろあって「アルス・マグナ」と呼ばれるカードの組み合わせを見せることによって、見た人の心理を読み取る心理術など。今の心理学にも使われている技術なのだそうです。なぜライモン・ルルがそのような手法を編み出したかというとルルは秘術の研究者で、古代カバラ魔術、タロット占いがどのようにして空間や心と繋がるか。その研究に没頭した人物であったからでした。
私がこのライモン・ルルの業績について調べていた時に「あー!!これか?!」とついつい声をあげてしまつたのはルルによる「天国への階段」の図を見た時でした。
そうです、あのレッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段」。
輝くものを全てを黄金と信じる少女がいた…彼女は今、天国への階段を買おうとしている…
この神秘的な歌詞で始まる8分に及ぶ大曲。この曲は一体何をバックボーンにしてできたものなのか。
この曲を書いたのはジミー・ペイジなのかロバート・プラントなのかどちらなのか。調べても調べてもよくわからない。付いてくるのは「ハードロック史上最高の名曲」という決まりきったお褒めの言葉ばかり。
違う。
絶対に違う。
あの曲が生まれた背景には、もっと別のことがあるはずだ。そうでなければあんな曲、誰が作れるものか。絶対に何かあるはずだ。
調べた結果、いろんなことがわかってきました。
例えば、古代ケルトの吟遊詩人が戦闘シーンを歌う時、最初は静かに、歌い始め、やがて段々と激しくなっていき、クライマックスでは持ち手の楽器を高揚する精神と共に掻き鳴らしていくというスタイルがあることがわかりました。おそらくケルト神話に傾倒したロバート・プラントのアイデアがここにあったに違いないという推測を立てました。多分、それは当たってるのではないかと今でも思っています。
あれはハードロックとかそういうことじゃない。
ただ、
ただ、
その歌い方のスタイルはそれとして。
天国への階段という、いかにも黒魔術的な、ジミー・ペイジっぽいタイトルは一体どこから来てるんだ?本人も口をつぐんでるからわかりはしないけれど、きっと魔術〜神秘思想方面でそのネタはあるはずだ。
そんな調べを20代から続けてきてどれほどの時間が過ぎたことでしょう。
ライモン・ルルの「天国への階段」の図を見た時。思わず声をあげたのと、それが13世紀のものであることにため息が出ました。そりゃ探しても見つからないわけだ。
占星術、秘術、タロットの歴史を紐解く作業はまだまだ続きます。
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