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「こち亀」に学ぶ、西暦2000年のニューメディア

長寿連載まんが「こち亀」に描かれる、その時々の最新テクノロジーを追っています。今回取り上げるのは西暦2000年。「チャットで人生勉強!の巻」(ジャンプ・コミックス124巻収録)

以下は公式サイトの紹介文。そのまま引用します。

今回は、チャットにおける異性との出会いという、ある意味でとても今日的なお話をお届けする。

本作が描かれたのは2000年だが、いわゆる「出会い系」におけるリスクは、ネットが普及してわずか数年後のこの時代に、既に充分すぎるほど発生していた。

両さんは左近寺の相手が女性を装った男性ではないかと疑い心配するが、現実の出会い系で起こっているさまざまな悲喜劇や犯罪的行為は、そんな生やさしいものではない。

本来は会話が目的のはずのチャットアプリで、下心を刺激され手玉に取られ、課金アイテムで散財したり、サクラに捕まって高額な課金アプリに誘導されたり……なんてことも。

また、近年の恋活・婚活を明確な目的として掲げているマッチングアプリにも、プロフィールに提示している情報の正確性や、自身の情報の漏洩、よりストレートに金ヅルにされる可能性……などの課題があることを忘れてはいけない。くれぐれもご用心を。



チャットアプリってなんだろう…Wikipedia検索すると「インスタントメッセンジャー」の項目に解説がありました。今の LINE もこれに含まれるようですね。やってないのでよくわかんない。

メール仲間って…なんなんですかそれって。


西暦2000年にはこんなのがあったのですか。今もあるようだけど、こんな風?


いちいち驚くことだったようですねこの頃は。


この頃は無線機っぽかったのですね。


前回紹介したパソコン教室のお話(1996年)に比べると、割と凡なオチで終わるお話です。

Windows95 日本語版の発売が、当時どれほど社会現象だったのか、そのぶん「こち亀」で描かれるパソコン話も心地よい満腹感のあるものになった…というところなのでしょうか。

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