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二年間のまぼろし - 消えた小6英語
鉄道ではダイヤ改正にあたって、改正前と改正後で列車の運行がいきなり途切れたりしないよう「つなぎ」のダイヤを作成します。3月31日まで運行していた夜行列車が、4月1日になったとたんに線路から消えるなんてことがないように、です。
小学校英語でもそういう「つなぎ」の時期がありました。
2011年度より、小5~6で「活動」の名目で英語が教えられるようになりました。そのいきさつについてはここに簡略な解説があります。「Hi, friends!」という教材が文部科学省によって作られました。
![](https://assets.st-note.com/img/1685333465745-qLSnKUkast.png)
このシリーズ、ALTの方たちにいわせると「使い物にならへん」でした。
2018年より小3~4と、小5~6でそれぞれ英語「活動」が始まって、2020年より小5~6のは「授業」化されました。
今回より目を通していくのは、この2018年4月~2020年3月つまり移行期間中に使われていた小6用教材「We Can!」の②です。
![](https://assets.st-note.com/img/1685333767589-VEJrAz0JyX.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1685333798339-2t5yeWHrPT.png?width=1200)
2018年度に小6だった方たちにすれば、その前年つまり小5のときとは違う教材シリーズを使うことになったわけです。
先ほどお見せしたこれを、小5のときに使っていて、
![](https://assets.st-note.com/img/1685333465745-qLSnKUkast.png)
小6よりこれになったのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1685333919725-vyiso3Eb1R.png?width=1200)
どちらも「活動」枠ですが、後者のほうがやや難しくなっていることは想像つきます。2021年度より中学英語がレベルアップするのでそれをみすえた教材だからです「We Can!」。