小5の英語教科書に目をとおしてみたら(6)
これの続きです。今回取り上げるのは Unit 6。
お店での買い物ごっこをするようです。
ページをめくってみましょう。
レスタウラントで店員さんより尋ねられます。「ほわっとうっじゅーらいく?」
「あいどらいくオコノミヤキ」「おーけー、オコノミヤキ」
”とにかく対話の基本パターンに慣れておいてね本格的な解説は中学でやるよ" という方針のようです。「ほわっうっじゅーらいく?」「あいどらいく〇〇〇」
うーんこれまで繰り返してきたように「ほわっと」とか「ほぇん」とかで相手で尋ねるのは、少々ぶっきらぼうに聞こえること多々なので、接客の人間はあまりこういうの使わないのですが、小5のうちに中学英語の基礎体力をつけさせないといけないというおとなの事情もあって、こういう対話フレーズを授業でお稽古させていくようです。
以下は「はうまっちいすざ〇〇〇?」「いっつ△△△いぇん」のおけいこ。
ここでも教科書巻末についている絵カードを使ってのお稽古ですね。絵カードを使わせるのはいい手ですね。子ども英会話教室での基本メソッドなのかな? 私のときはこういうの使っていなかった気がします。
「あ」(a)が何回も出てきますがこの段階ではいちいち説明しないでお稽古させています。面白いな。冠詞の話は話し出すときりがないし、このほうがいいと私も思う。
店員と客ごっこ。これはなんだか楽しそう。
ただ「しくすはんどれっどえいてぃーいぇんぷりーず」「おーけい」はあまりいい英会話ではないです。「いとぅるびぃーしくすはんどれっどえいてぃーいぇんぷりーず」(It'll be 680 yen, please)ではないでしょうか「680円になります」。
社会科ごっここーなー。
ここは実際の授業ではスルーされてる気がする。
これが Unit 6 の最終頁。「あいごーとぅすくーる」「ほわっどゅーゆーらいく?」 ここも徹底して音声に軸足置いてますね。たぶん生徒さんたちはこの英文を読み取れていないし、それでいいのだな方針のようです。
「しっだん」かあ(遠い目)。これ、もろに命令口調。むしろよく使うのは「はヴあしーとぷりーず」なのですよね。