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小4の英語(その9)

その8からの続きです。Unit 9 は5コマ費やすとあります

以下連投。

これ、絵本です。この単元は全5コマで、各回でこれを教師かALTがゆっくり朗読して、これをもとにいろいろ質疑対話するようです。毎回です。

指導案(上の画像もここから持ってきました)に目を通したのですが、どうもよくわかんないですね。いろいろやるみたいです。


「ふっ、お遊びは今日までだ、小5から成績つけられるでぇ」と言ってやりたくなりますね。


これで最終単元まで目を通しました。文部科学省の提示する指導案もできるだけ細かく目を通しました。「活動」ということで、どうも階段が見えてきません。すでに分析してみた小5~6の「授業」も、階段がないわけではないけれど像を結ばない印象でした。

階段? そうです。そういうのは中1からですね。be 動詞から始まって一般動詞の文が出てきてという風に、骨格がはっきりしているの。

私自身が小学生のときに子ども英会話教室に何年か通っていて、これといった進捗を体感できないことに少なからず苛立っていたのを思い出します。小3か小4よりそろばん塾にも通っていて、二桁の足し算とかから次第に複数桁の掛け算とか割り算とを順に教わっていって、だんだん計算速度が速くなっていくのが体感できてそれなりに達成感が続いたのとは対照的でした。

「達成感」とはすなわち、習ったことを実地に使ってみようと自分から能動的に動き出す自信がわいてくることです。そろばんのときはそういうのを感じたけれど、英会話教室にはそれがみじんもなくて、たまにゲームをするのは楽しかったのを覚えています。

せっかくなので習い事の思い出話を続けます。ピアノのおけいこも小3から続けていましたが、どうにも達成感が薄くて練習をしなくなってしまいました。「よくできました」と練習曲をひとつひとつ片づけて赤丸を付けてもらえても、それはピアノ講師が判定する達成度であって、そろばんのように答えが合っているか、どのくらい短い時間でやり遂げたかというデジタルな判定ではなかったのが、理屈頭の私には不満だったのだと今は感じます。

おとなになって楽曲分析大好きパーソンになっていったのも、幼年期のこうした不完全燃焼感を、私お得意の論理脳⇔感性脳の高速フィードバック能力で再訪したいという気持ちからという気がします。

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