十年前の英語教材を見ていきましょう(小5篇)
2011年4月より2018年3月まで、つまり7年間使われていた、小5用英語教材「Hi, friends!」を駆け足で見ていきましょう。
全9単元です。教材です。教科書ではなく。
文科省による関連資料はこちら。
この頃は中1から英語の授業スタートでしたので、この教材はあくまで「活動」のためのものです。
私が小学生の頃に通っていた、子ども英会話教室のワークブック…とはちょっと違いますね。担任の先生の指導こそが主役で、教材はあくまでサブという体裁です。
要するにこの教材で自習はできませんってことです。
単元その1で、世界各国の子ども達(の絵)が笑顔で手をふっている様が出てくるのは、日本人という自覚を子どもらに抱かせるためという狙いもあるようですね。
この教材には一貫したキャラクターが出てきて、小学校も舞台として一貫しているのですが、同級生にインド人とかオーストラリア人とかがいるとか、教師がガイジンとかの、私がいうところのまぼろしインターナショナルスクールではなく、この教材を使う子たちとは地続きに感じられる、つまりはありふれた小学校設定であるのが興味深く感じられます。
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