トゥレット症当事者の私の想い

ふと感じた。世の中のみんなチックを持っていたら、正しく理解されて、好奇の目に晒されずに腹痛や頭痛みたいに気にかけてくれるんだろうか。

副作用で眠ってしまう薬以外これ以上増やせない。
なのにチックはどんどんどんどん酷くなっていく。
こんな絶望的な身体。

仕事だって、日常生活でさえ待ってくれない。
どんなにチックが酷くたって明日へまた明日へと日が経ってしまう。

でもね、今こんな絶望的な身体だけど不幸じゃないんだ。
身体には正直うんざりする。もういい加減やめてくれって思う。

だけど、不幸じゃない。

仕事があるから？叶えたい夢があるから？理解してくれる人達がいるから？
どれもあってるけど、どれも違う。

じゃあ、なぜ不幸じゃないか。
それは自分を愛せてるから。自分を認めてるから。

トゥレット症当事者にとって自分を甘やかすのはとっても大事。だって、当事者以外には分からない感覚で苦しんでる。自分もそう。

この感覚をみんなで共有出来たらどんなに楽か。
「わかる！」って共感出来たらどんなに救われるか。

でも、それは難しい。できない。

だから、その感覚を分かっている自分は自分のこと愛さないとね。

でも、正直本当にキツい。しんどい。
仕事だってこの状態で行きたくない。
いくら理解してくれてても、迷惑なことに変わりはないから。お互いどの角度から見ても良い気持ちになれないこの障害。

早く完治療法見つかって欲しいな…。(ボソッ)

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