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まちの🚲スローなハイウェイ。のホームページ
福島県いわき市平地区・内郷地区の自転車による新交通「まちの🚲スローなハイウェイ」のホームページです。
平と内郷を結ぶ、信号や交差点がほぼない、快適な街中の自転車道を自転車高速道路として見立てました。街や川の空間を楽しんだり、街と繋がったりといった、スローな魅力を感じられる新交通です。
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・自転車による、平と内郷のまちの新交通
まちの🚲️スローなハイウェイ。(まち🚲️スロ)は、福島県いわき市の自転車道「自転車道(新川~夏井川ルート)」を、自転車による街の新交通「まちの🚲️スローなハイウェイ。」として見立てたものです。元になる路線「自転車道(新川~夏井川ルート)」は、いわき市内郷地区・平地区の河川敷や貨物線の廃線跡などを通り、交差点や信号のほとんどない一本のルートとなっています。そのため、内郷と平の街中をクルマに大差をつけられない時間でスイスイと移動できます。信号のない快適さや、燃料代がかからない経済性を考えれば、「新交通」として、移動手段の選択肢に入ると思います。
その出入り口は川の堤防のスロープや歩道橋や横断歩道、休憩スポットは、沿線の公園やいわきアリオスなどとなっています。それらを1つ1つピックアップし、インターチェンジや、サービスエリアとして名付け、マップに落とし込んでいます。
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・「まちの🚲スローなハイウェイ」の名前の由来
高速道路は高速道路でも、100km/hのクルマではなく、自転車が走るので「まちのスローなハイウェイ」と名付けました。
また、「まちの🚲スローなハイウェイ」は交通として経済的であったり合理的であるだけでなく、自転車によって身体を動かし、五感をつかって街や川の空間を感じたり、街とのつながりがある生活を送るという、いわゆるスローな魅力を大切にしたいという意味も込めています。
現在、マップを作ったりサインをデザインしたりしています。
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スローな新交通
・まち🚲️スロの目指す自転車交通
さて、全国の自転車活用運動に目を向ければ、「エコで、お金もかからなくて、健康にも良くて…」と、お得情報のように自転車のメリットを説明し、自転車の普及に取り組む事例は数多くありますが、、
まちの🚲スローなハイウェイでは、「お得だから」だけではなく、「楽しいから」まちなかで自転車に乗りたい!という仲間を増やしていきます!
先述した、いわゆるスローな魅力です。
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・スローな魅力①「まちなか新発見」
冒頭で書かせていただいた通り、まち🚲️スロでは、自転車道を高速道路に見立てて!マップを作って!楽しく、まちなか魅力再発見ができることを目指しています。
いつものまちなかも、自転車の高速道路コースから見ると新しい発見があります。いつもの道を通っていたら気づかなかったスポットを、自転車の高速道路に乗っていたら発見したり、風を感じたり、音や匂いに気づいたり、季節を感じたり、、「意外と自転車でも暮らせる」という体験も発見ですよね。
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・スローな魅力②「いろいろな人が利用できる」
自転車は、車よりも幅広い年代の人、学生や免許のない人など幅広い事情の人が運転できます。
まちなかに安全な自転車高速道路ができれば、まちなかにやってくる人の年齢層も広がります。例えば、子どもたちだけでも時刻表を気にせずまちなかへ遊びに来ることができます。
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・スローな魅力③「豊かな人の行動」
車よりもゆっくりで、停まっても場所をとらない自転車。
「立ち止まる」「立ち寄ってみる」「移動がてら用足しをする」「待ち合わせをする」「風景を楽しむ」「一服する」などの、自由でスローな動きができます。
そんなみんなの行動に合わせて、自転車道沿線に気の利いたスポットが生まれたりしたら素敵ですね。風景としても、車が行き交う道に比べて人間味がある、魅力的な風景が生まれることを目指しています。
・まちづくり
このように、楽しくスローな交通でまちなかの魅力を再発見し、自転車で、より幅広い人が行き来し、より様々な人の動きがあることで、魅力的なまちなか空間が生まれると考えています。
街並みの美と、まちの🚲️スローなハイウェイ
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現在、再開発によって街並みをスクラップアンドビルドで作り替えしたり、
電柱地中化や建築様式の規制によって街並みをデザインするなど、ある街並みからその構成要素を引き算することで、まちづくりを行う手法が多くあります。
このようなスクラップアンドビルドや、表層的なコーディネートによるまちづくりは、まちの抜本的な機能の改善、新しい統一感のある景観を生む面がある一方、これまで積み上げてきた街並みを壊してしまう面があります。
まちの🚲️スローなハイウェイでは、今あるまちなかの街並みを大切にしたいと考えています。
スクラップアンドビルドではなくマップや見立ての力で、今あるまちの魅力を再発見し、
今ある街並みからその構成要素を引き算してしまうのではなく、今の街並みを残しつつ、交通の力で人の行動を増やし、街並みの構成要素を足していくことで、街並みを魅力的にしていきます。
今後のまち🚲スロ
まちの🚲スローなハイウェイでは、今後も、
・マップ作り
・自転車で行くまちなかスポット発信
・まちなかの人の行動と街並みの美の関係について考える
・自転車の話題発信
を行っていきます!