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【大学生】明太子スパゲッティを作れる人材になろう

こんにちは、しゅんです。もう直ぐ新卒3年目になる社会人です。まだまだ若輩者ですが、都内フロントエンジニアとして元気に働いています。

最近転職について考える機会があって朧げながら過去を振り返るのですが、大学の講義でふと思い出したことがありましたので、忘れないように書き残しておきます。

「明太子スパゲッティを作れる人材になってください」

「既存のものAと既存のものBを掛け合わせて新しい価値を作ってください。明太子とパスタを絡めて食べるとすごく美味しいですよね。最初に作った人は天才だなと思ってて。具体的にはあれと同じです。もともと別々にあったもの同士を合わせただけなのにすごく美味しくなる。これを社会で置き換えてみてください。世の中サービスやもので溢れている。飽和していると言ってもいい。組み合わせ方次第でまだ見たことのない便利なサービスや、面白いアイデアは出てくる。そんな明太子スパゲッティを作れるような人材になってください。」

多分、大学時代で一番心に残っているフレーズだと思います。ちょうど大学2年生の寄付講座で聞いた言葉です。登壇していたのは確かディノスの30代の若手役員だったような気がするのですが…

社会人になって「明太子スパゲッティ思考」をどのように落とし込んでいるのか?

個人開発のアイデアのベースに

個人開発をする時、作るものに困ったら「このサービスとこのサービスを掛け合わせたら面白そうだな」とか「この機能にこの処理を加えたらUI・UX良くなりそう」と思って構想をすることがあります。

単純な具体例ではありますが、例えばボタンにホバーを入れるとEUは「あ、このボタンは押すことができるか」と直感的にわかると思います。

最近はちょっと目線をはずしてみたり(足すのではなく引いてみたり)アレンジを加えていろいろ試していますが、考え方の根幹として大事なことだなと実感しています。

コミュニケーションのプラスアルファに

社会人になってから実際に体験したことですが、営業職の時にある上司のslackの内容に感銘を受けたことがあります。本来なら添えなくても十分伝わる内容に一手間を惜しまず相手を気遣う言葉を入れたり、枕詞をうまく使っているのです。

けれど伝えたい内容自体は濁さず、かつその言葉を入れることで、伝えたい内容を単体で見るよりメッセージに深みが出るというか、安心するというか、理解しやすかったです。

これも掛け合わせ「明太子スパゲッティ思考」なのかなと思います。真似ようと思っていますが意外と塩梅が難しい。

転職しエンジニアになってからはSlackやGithubなどを通じたテキストベースのコミュニケーションが増えたこともあり以前よりも意識して使っています。

具体的にはPR作成時にはレビュワーがストレスなく作業をできるように実装内容の再現方法や動画・画像による視覚的な情報などはマストで添えています。

QAにテスト依頼をするときも同じように「後工程はお客様」という考え方は忘れないように丁寧にドキュメント作成をしています。

最後に

もちろん組み合わせてもよくならないことがあるかもしれないし、人によって好まれたり、そうでなかったりするかもしれません。

「明太子スパゲッティ思考」を持つことは、もしかしたら常にトライアンドエラーで取り組んでほしいという意味かもしれませんね。

この言葉を忘れないように明太子スパゲッティ(物理)を月一くらいで作ろうと思いました。

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