路上ライブ

音楽を作る方法と、音楽を発表する方法を交互に考える。

やっぱり音楽は発表して、誰かに伝えてなんぼだと思う。ただ作っているときはそれをあまり意識しすぎないほうがいいと思う。

なんとなく路上ライブなんかがしたいと思いついた。現実的にそれができるかどうかはぜんぜんわからないけど、どんなセットを組んでやればいいかな、みたいなことを考えていると、だんだんワクワクしてきた。

路上ライブは、オンライン配信ライブと似ていると思った。思いついたときにやろうと思ったら自分の意思だけですぐにできる。

そういえば路上ライブ = 弾き語り というイメージがある。イメージというか、実際に弾き語り以外の路上ライブをあまり見かけない。

バンドで路上ライブをするのは、たしかにむずかしい。機材、電源、警察にすぐ止められるなど、いろんな壁がある。

アンビエントの路上ライブなんては、今のところ見かけたことがない。路上で環境音楽。溶け込みすぎてスルーされるんだろうか。興味がある。

そういえばひと昔前まで、バンドで路上ライブなんかをするとき場合は、発電機を準備して、車で移動してということをみんなやっていた。今時はすぐれもののモバイル電源なんかがあるので、ずいぶんと敷居は下がっているのかもしれない。

道端に音楽が溢れているなんて世界、素敵じゃないか。弾き語りだけではもったいないかもしれない。それはそれでいいけど、なんとなくあれだけではいけないような気分にさえなってきた。

こんなことを書きながら、俺自身がほとんど路上ライブで立ち止まって聴いた経験を持っていない。だけど弾き語りをしている人たちは、そこそこ投げ銭をもらっていたりするらしい。さすがに聴きもせずにお金を投げていく人なんてのはいないだろうから、みんな忙しいなりにそういう隙間を探しているのかもしれない。

路上ライブをやるかどうかは別として、路上できるくらい簡易で素敵なセットを準備しておくのもいいなあと思う。考えるだけで、なかなか楽しい。



今日のMUSICTRICAL

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