新世界のあたま #335
今使ってる iPhone が壊れたりした場合、Android スマホに乗り換えることを心に誓って2週間ほど経った。
乗り換えがいつでもできように、Android スマホでも使える FL Studio Mobile という作曲アプリを、今使っている iPhone にインストールして、自分の作りたいイメージの音が作れるかどうかを試している。
Android は仕様上どうしても iPhone ほど作曲用の外部プラグインが使えない。今後使えるようになる見通しもない。ちょうど、90年代に Mac では作曲ソフトが使えて、Windows では使えなかったなかったことに似ている。
最初は割とやりたいことは十分にできそうだと思って安心していたけど、しばらく使ってみると痒いところに手が届かないという場面が出てくる。iPhone ならかんたんにできるのに…やはり乗り換えは現実的ではないのか。そんなことを思いながら、なんとかいい方法がないかと模索した。
結果的に、なんとかなった。なんとかする方法を編み出した。つまり一般的なやり方ではない方法で、やり方を考えてみた。それができた途端、すごく安心することができた。乗り換えことができそうだということだけではなくて、たぶんどのソフトを使っても、他のことで躓いても、自分のやり方次第でなんとでもイメージした音は作れるとある程度確信が持てたことにだ。
いい音楽を、いい音を作るためにはある程度お金を使って、いい楽器やいいソフトを買わなければいけないと考える人が一定数いる。俺はあまりそういう論調を信じないようにしている。最近の作曲ソフトにもともと備わっている機能はもうほんとうにすばらしいし、腕さえあればなんとでもいい音は作れると考えている。
なぜそう考えるのかというと、理由は二つある。一つ目は、俺の音楽の師匠が「機材に頼るのは最後の最後にしたほうがいい。自分の技量でどうにもならない部分を、機材で補え」ということを、俺が音楽をはじめた超初期の段階で教えてくれていたこと。二つ目は、俺が買い物に割とケチくさいこと。
今日のMUSICTRICAL
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