言葉のおくりもの。
おはようございます。
昨日は、わたしたちが交際して2年目の記念日をお祝いするために、彼におやすみを取ってもらって久々のデートに行きました。
2人で出かけることや休日を過ごすことはありましたが、買い物だったり家でゴロゴロするだけだったので、デートらしいデートは久しぶりでおおはしゃぎしてしまいました😂
最近できたばかりのイオンに行ってきたのですが、駅から近いせいかわざわざ平日を狙ったのに大賑わいでした…。
普段見かけないお店もあり、いろんなものに目移りしながらお買い物をし、美味しいご飯を食べ、次の目的地に向かいました。
次の目的地というのは言わずもがな、なばなの里のイルミネーションです。
なんだか、毎年恒例の行事になってきました😂
2年前の11/13にわたしたちは交際をスタートしました。
過去記事を読んでいる人はご存知かもしれませんが、告白された場所はなばなの里。
タイムリープごっこが味をしめ、引越しで散財したことから今年は近場で記念日をお祝いしようとなると、結局行き先はそこになりました😂
去年の記念日の記事はこちら↓
いつか、園内のごはん屋さんを制覇してしまいそうですね😂
カメラマン:彼
今年のテーマは「雲海」だったことからか、少し幻想的な演出が多かったように感じます。
そして、電飾も増えていたと思います!!
毎年行っても、毎年違った楽しみ方ができるのがいいところですよね。
また、今年はコスモスがキレイに咲いていたので、夜のお花見も楽しめました🥰
さて、帰り間際には秘密の場所に立ち寄るもの恒例行事。
今年は例の場所に人がいなかったため、2人の時間を満喫できると思ったのですが、いつのまにかチャペルに隣接されていたカフェからおばちゃんたちにガン見されるという恥ずかしい結果に😂
ですが、せっかく来ましたので、思い出話に花を咲かせつつ…。
そろそろ帰ろうかな、と思った時、彼がおもむろにかばんから何かを取り出しました。
「これ、xuちゃんにプレゼント」
かばんから取り出したのは、キレイにラッピングされた薄っぺらい何かでした。
いつの間に用意したんでしょうか😂
そして、その薄さから中身が何か全く予想がつきません…。
サプライズプレゼントに驚き、アワアワしているとどうやらわたしたちの姿を見てからか、別のカップルが現れたのでそのタイミングで退散しました。
彼にお礼を言い、中身は何かとワクワクしながら車に向かいます。
車に乗り込むなり、プレゼントの包装をほどくと、中から出てきたのは絵本でした。
よくある、メッセージブックの類でしょうか?
そう思い、表紙をめくって中身を読み進めていきます。
すると、ある点に気が付きました。
ボク達の出会いのキッカケは、
キミからの「いいね」だったね。
その一文を見て、わたしの頭にはてなマークが浮かび上がります。
こういう絵本で、こんな偶然があるのかな…?
読み進めれば読み進めるほど、わたしの疑問は確信に変わりました。
これは、わたしたちの物語だ。
そう気づいた途端、堰を切ったように涙が溢れ出しました。
不安そうにわたしの姿を見つめていた彼に、思わず抱きつきます。
彼は笑って、わたしの頭を撫でました。
言葉を仕事にしているわたしに、言葉を贈ることはかなり勇気のいることだったと思います。
そして、わたしは稚拙ながらもものかきもします。
彼にとって、かなりのプレッシャーであり、かなりの挑戦だったことでしょう。
ですが、言葉を重んじるわたしにだからこそ、届けたいプレゼントだったのだと思います。
きれいなネックレスなんかよりも、かわいいお洋服よりも、わたしのことを考えて、思い出と気持ちを絡めながら必死に構成を考えてくれたことに、涙が止まりませんでした。
ぎゅっと大事に、その本を抱きしめます。
わたしが死んだ時は、絶対に棺に入れてもらいます。
わたしは彼に、わたしよりも先に本を出しちゃったね、と冗談めかして笑ってみせました。
でも、ほんとうにそれぐらい、よくできた本でした。
何度でも読み返したいけれど、きっと何度でも泣いてしまうから、そっと戸棚に飾っておきます。
いつでも、あの頃のわたしたちを忘れないように。
こんな素敵な贈り物をしてくれる彼に出会えて、わたしはほんとうに幸せです。
いつもほんとにありがとう。
これからもずっと、よろしくね。
カメラマン:彼
おまけ
ちなみに、気になった方のために絵本の小話を。
基となる絵本が数冊あり、選んだ本の中から更に絵を自由に選択し、文章も書き換えることができるそうです。
お値段が見えたらつまらないので、「ミーオンブック」というところで用意してもらったことだけを教えてもらいました。
気になる方は、ぜひ。