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自己紹介。1st mini album「Dear.」に込めたメッセージ

初めまして。Oneroom Labo Studio.です

このページを訪れていただき、ありがとうございます。Oneroom Labo Studio.(以下Oneroom)のtakuと申します。現在、私takuとnagiの二人組で音楽制作をしております。
少しややこしいのですがOneroomの中に
微熱/Gama.という二つのバンドが存在していてどちらも私たち二人で活動しています。
ざっくり説明すると

  • 微熱 ☞オルタナティブロックバンド。日常に溶け込む音。(taku主体

  • Gama. ☞メタル。自身の痛みを曲に乗せて昇華する。(nagi主体

こんな感じです。本当ざっくりですけど…。
Oneroomという一つの会社のようなイメージで音楽に留まらず様々な分野にも挑戦していきたいという想い。そして二人が歩んできた音楽性の違いが混ざり合ってできる化学反応。
そんな意味が込められています。


微熱 1st mini album「Dear.」

Oneroom結成が去年の11月。そこから約半年後の4月にリリースされた作品
初めての本格的な作曲でがむしゃらに理想を詰め込みました。今回この記事を書いたのは
より多くの人の目に触れていきたい。
そして何より自分自身が解説記事のような物を書いてみたい。そんな気持ちからスタートして現在記事を書いています。早速ですが次項から解説始めていきたいと思います。

1.轍

一曲目から轍というタイトル。なかなかお洒落だと思います。この曲は真っすぐなポップソングに仕上がっていて交差するパワーコードが特徴的で気に入っています。微熱の全ての曲は歌詞と歌とメロディーをnagiに丸投げしている形を取っているのですがまさかこんなポップになって帰ってくるとは…。と驚いた記憶があります。同時に歌が入る事によって聴こえ方がこんなにも変わるんだなと制作の面白さを体験し始めた頃でもあります。
Aメロのポコポコ鳴るミュートは可愛らしくこの曲の無垢さや幼さを陰から演出している感じがあります

会いたい なんて言葉も 口に出来ないままで 僕は 君の斜め後ろからずっと 君を見てる uh 目を合わせてしまったら きっと もう戻れないからさ 僕は 君を斜め後ろから 追いかけていればいい

微熱 轍より一部引用

サビから展開されるパートは何かフックを設けたくて追加したのですが歌詞が入る事によりドラマチックに。憧れから始まる切ない物語がパズルのピースのように組みあがっていった。
そんな一曲です。

2.Dear.

アルバムのタイトル曲。イントロでコードを使わず単音フレーズの絡まりで進行させる手法は当時発明でした。サビでしっかりコードを鳴らす。オンとオフをしっかり分ける。やりたかったことが綺麗にまとまった。そんな感覚もありタイトル曲に推したのだと思います。
歌詞にもこの曲が持つ「微睡み感」が反映されています。あとこの曲のギターソロの完成度が微熱の全曲中一番高いと思います…。自分の中で色々変化が起きた曲なのかもしれませんね。

3.twilight.

この曲が出来た当初あまりいい曲だと思わなかった記憶があります。でもnagiがとても褒めてくれてじわじわと曲の良さに気付き。
今では微熱を象徴するような曲になったなと感じています。

燃える 仄かに揺れる 僕の透明な想いは 風に

微熱 twilight.より一部引用

サビで夕日と気持ちをリンクさせる。繰り返す物なので主題がはっきりして歌詞のストーリーによって聴こえ方も変わってくる。轍と世界観が似ていますがこっちのほうがよりシリアスに聴こえます。景色と心情の重ね合わせ。
微熱のテーマが定まった曲だと思います。

4.紫陽花

鋭利な音を出したくて作った曲です。当時雨というテーマは無くて歌詞を付ける際にnagiが感じ取った印象からこのタイトルになりました。確かにどこか湿っぽくもあり。梅雨の日の憂鬱な気持ちを感じることができます。
この頃はエフェクターに興味を持ち始めいろいろ試していた記憶があります。特にアスファルトから始まるパートではギターの歪を強くして場面の転換を狙っていたり。表現の幅を広げる意味でもエフェクトの重要性は今後も課題になっていきそうです。雨をテーマとした曲はまた作りたいと思っているので更新できるよう努力したいです。

5.You&I

最後を飾る曲。本格的に作曲するようになって初めて作った曲です。nagiの書く歌詞は架空の人物が主人公になることが多いのですがこの曲に関しては等身大の自分をさらけ出して書いたと語ってくれました。そんな曲を作れた事が嬉しくて。
二人にとって思い出深い曲です。

子供の頃に夢見た 大人に僕は ちゃんと成れているのかな Uh...
狭い世界の中で 震えていた ちっぽけだった僕は 歌って

微熱 You&Iより一部引用

ラスサビ前の弱い自分と向き合い立ち向かう瞬間が切り取られているように思えます。頭の中に映像が浮かぶような感覚。生々しくもあり、物語性もある。二人の一番近くにある。そんな貴重な曲です

最後に

ここまで読んでくれてありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。文字数が限られているので簡単な紹介になってしまいましたが少しでも私たちに興味や理解を持ってくれたら嬉しく思います。今年の11月にOneroomそして微熱が一周年を迎えるので一年を総括したアルバムを現在制作中です。機材もアップグレードして出したい音がより明確になり精神的に少し大人になった微熱を見せられる。そんな予感がしています。Oneroomとしても大きな動き。
コンテンツを充実させていこうと考えているので各種SNSで応援してもらえるととても嬉しく思いこの記事を書いた意義があるなと思います
以上で自己紹介。1st. mini album「Dear.」に込めたメッセージを締めさせていただきます。長い文章最後までお付き合いありがとうございました。

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