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建築家とは・マリ共和国・鯖の味噌漬け 非電化工房住み込み弟子の記録 11/20
毛布一枚じゃ寒いねと弟子に言ったら、毛布一枚で本当に寝ているのかと驚かれた。視覚的なイメージから話を始めた方がいい。
道具を使ったら起きっぱなしが多いので、しっかり戻す位置を決めておく。
鶏の餌。骨を作るカルシウムでイワシなど。筋肉を作るタンパク質で米糠など。エネルギーを作る炭水化物で納豆など。血流を良くするビタミンEで米糠。神経系を良くするビタミン類で緑黄色野菜。
先生。屋根は五年に一回塗り替える。壁は二年に一回塗り替える。
先生。建築家が過去に文化を席巻した時代があった。しかし、高度経済成長を通して、欲望のまま、自分にとって目先のいいことばかりになってしまい、右肩上がりのステータスだけを意識するようになった。いいことがあれば悪いこともある。そういう道理を忘れてしまった。自分にとってはいいことしかない。アフリカインディアンのように、7代先まで考えず、目先のことばかり考えるから、競争になってしまう。原発が推し進められる社会で、そうじゃない社会を実現するために、家を建てたい。電気を使わない、化学ではない、お金がかからない家を建てたい。建築家の役割。
カフェの壁修理の方針。ひび割れているところがあるので、そこはブラシで漆喰を塗り、ヒビを埋める。その上で、漆喰を2度塗りする。
カフェカウンターの壁修理。カウンター受付の正面の漆喰の壁に穴が空いて周りが少し垂れ下がってきている。やり方は三つ。一つ目は、ぺちゃぺちゃしたモルタルを流し込んで、当て板ごしに押さえ技をして、漆喰を塗る。二つ目は、当て板して釘を打ち、その上から漆喰を塗る。三つ目は、完全に取り替える。塗る漆喰には、顔料と土を混ぜ、質感を出す。土には、栄養たっぷりで乾燥後粉になる黒土、粘り気がある赤土、粘り気があり乾燥すると固まる粘土、乾燥後粉になり色つきがいい黄土がある。今回は、黄土を混ぜて塗っていく予定だ。
カフェのムーミンハウスのデッキ色付け。手すりはハケを使い、廊下はローラーを使う。回転するローラーの部分は消耗品で、スティックは使い回し。
カフェテーブル修理。テーブルに薄い台をつける。指定のテーブルの広さの板がない場合は、継ぐ。その時、隙間を埋めるやり方をコーキングと言う。一つ目は、つなぐ板通しの隙間を広くし、そこにすっぽり板をはめ、継ぎ目がなくなるまで擦る。二つ目はトノ粉(木の粉とバインダー)を水で溶かして塗る。三つ目はシリコンを入れる。板の留め方は、頭の細い釘を打つか、タッカーT字で打ち、仮止めしてからやる。側面に飾り板を張る。厚さ5ミリが標準で、角を削るためにそうする。留め方は、コースレッドやT字タッカーで止めたりする。
マリ共和国の人たちは、一年に一回、寺院の壁を塗り替えるのに、総出で働く。ナイル川で泥を運び、手で壁に塗っていく。自然と人間の境界がなくなりそうになる。
干し柿にカビが生えた。ピーラーや金属ブラシで取り、熱湯消毒かスチームクリーナーで消毒。
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隠し味には、レモン汁もある。
小松菜のクリームスープ。小松菜を葉っぱと茎にカットし、茎は茹でておく。鍋に小松菜と牛乳、シャンタンを入れてゆがき、片栗粉を加えてとろみをつければ完成。
鶏の寿命は、4、5年。卵を産み始めるのは半年で、終わるのは二年。
籾摺り精米器が詰まった時の修理。送風のエンジンは回転するのに、籾摺りを始動させようとすると止まる。タービンで籾殻を剥くところが詰まっているか、籾殻を送る箇所が詰まっているのか。詰まりを見つけたら、掃除機で吸うか、手で取る。
蝶ネジ。首下の直径がメートル単位で4ミリで、高さが10ミリなら、蝶ネジM4×10という。
薪ストーブの木材置き場、いつも整理しておく
モルタルのついた段ボールを焚き付けに使わない
料理する前にテーブルを片付ける
洗面台にお皿があるなら隙を見つけて片付ける
サバの味噌漬け。サバの半身二切れを半分に切り、それぞれの皮に十字傷を入れる。お湯を入れ、流水しながらヌメリを取り、キッチンペーパーで水気を取る。鍋にサバがヒタヒタになるぐらいの水の量と酒のカップ1/2をいれ、しょうが1かけを皮ごと切ったものを入れ、煮立ったら、サバを入れる。キッチンペーパーでアクを取ったら、砂糖・みりん大さじ1、醤油大さじ1/2、味噌大さじ1入れ、蓋をして5分煮込む。蓋を開け、汁の量が半量になったら、味噌大さじ1を入れ、適度に汁を飛ばして出来上がり。