「某県民のならは日記」序章
「楢葉町」という町をご存じでしょうか。福島県浜通りにある小さな町です。そこでの出来事を「某県民のならは日記」としてnoteで綴っていくことにしました。
なんで楢葉町?
私がTwitterやnoteで使っている名前は「いちらき」、これは「一般成人茨城県民」の略です。ではなぜ一般成人茨城県民の私がいきなり「楢葉での出来事を日記として綴ります」なのか。
それは、楢葉町のまちづくり会社ならはみらいさんと、私の所属する茨城大学の連携事業が始まったからです。といっても、私がそこに関わるようになったのはほんの偶然からで、事業の学生サイドの進行役としてサークル内でランダムに指名されたのがきっかけでした。(東北ボランティア系サークルに所属しているので)
そんなこんなでこの夏、茨大楢葉チームの一員として実際に楢葉町に滞在してフィールドスタディーをさせていただいています。
楢葉町ってどんなところよ?
という声がそろそろ聞こえてきそうですね。恥ずかしながら数カ月前まで楢葉町の存在すら知らなかった私が説明するなんて恐縮ですが…
まず、位置。
いわき市(右下のデカい市)のやや北にあります。そして、地図を見てなんとなく気が付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、楢葉は町の大部分が福島第一原発20km圏内に入っており、東日本大震災の際には津波の被害に加え全町避難を経験した町でもあります。
とはいえ避難解除は周辺の町より早かったため復興もかなり進んでおり、街並みにも被災地の面影はもはやありません。(コミュニティの変容など、ソフト面での変化は完全に元通りになったわけではないようですが)
特産品はユズやサツマイモ、観光地としてはJヴィレッジや天神岬と温泉、道の駅ならは(温泉・サウナもあるよ!)などが有名どころでしょうか。
ご当地グルメはなんといってもトルシエ氏が「おふくろの味」と評したマミーすいとん。ユズやサツマイモを使ったグルメも。
「某県民のならは日記」で伝えたいこと
この日記の趣旨をまだお伝えしていませんでしたね。とはいえ私自身何か大層な目的があるわけではなく、私たちの楢葉での活動や楢葉で見聞きしたことを、いろいろな人の目に触れる場所に残しておきたいというふわっとした気持ちのもと書いています。
楢葉を知らなかった人がこれを見て「へえ、楢葉ってところがあるんだなぁ」と思ってくれるだけでも私は嬉しいし、楢葉のことや、私たち茨大楢葉チームの活動に興味を持ってくれたらもう冥利に尽きます。
私は今大学1年なので、これからの大学生活の中で長らく楢葉に関わることになります。(卒業しても何かしらの関りが持てたらいいな)
この先何回も楢葉に足を運んで、そこでまた楢葉のいろいろな顔を知っていくんだと思います。その足跡を、この「某県民のならは日記」でお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いします!