048.自然な流れが最適だということ

タモリ倶楽部の鉄道シリーズ(？)が好き。
毎回マニアにしか分からない楽しみ方を、分かるもの同士でわいわい楽しんでいる様を見ているとこちらも楽しくなる。

昨日、基礎化粧品を友達に注文するときに
「在庫があるからこれからはAローションを使おうと思う。最近、午前中だけ乾燥が気になってる。それってCローションをきらしていて、Bローションだけしか使ってないからかな？」
と質問したら
「そうだと思う！Cローションは香りもいいし、必要だよね。玄人感のある対話、嬉しい。元気出たー」
と返事があった。友達は最近は新規のお客さんが多くて、商品の説明ばかりしていたんだとか。
商品の特徴を知っているわたしとの会話を喜んでくれた。

タモリ倶楽部の鉄道シリーズと似たものがあるなあと思った。
お天気ネタや新型コロナウイルスネタとは対極の話。

マニアックな話で盛り上がれる仲間って大事。
テーマの1から10までの8くらいから話し始めても大丈夫で、ときには13くらいまで夢中で話し込む関係。
本音だけだし、素でいられるから、心地よいよね。

わたしは筋肉やからだの話がとても好き。
それもあって、パーソナルトレーニングを楽しみにしている。その合間のおしゃべりも楽しみだ。

今日はトレーニング用のシューズを買ってきた。
運動に対して抵抗があるから、スポーツ店に行くこともシューズコーナーに立っていることも恐怖だ。
店員さんには話しかけないでオーラを出す。
とても居心地が悪い。
でも自分だけじゃ選べなくて、もやもやしたままお店を後にする。
というのがいつものパターン。
今回は本当にシューズが必要だし、今日しか買いに行く暇がない。スポーツ店に行く前に…別の用事で行ったショッピングセンターの靴コーナーをのぞいてみた。
何足か履いてみて、少し歩いてみる。
履き心地のよいシューズと出会えた。
ウキウキと帰る。

行ってないけど…スポーツ店に対する抵抗感はきっと思い込みだ。
そして、パーソナルトレーニング用のシューズをスポーツ店に買いに行かねばならない、行くべき！という気持ちも思い込み。
全部わたしが作ってる。

目的があって、わたしにしっくりくるものと出会うためであれば、抵抗も恐怖もへったくれもない。
自分の心地よさの追求だけに集中していれば、必要なものはナイスなタイミングで手にはいる。

ははーん

それだけかぁ。

それだけだよね。

世界はとてもシンプル。

思えば、がんばってもがんばっても、良くならず、かえって悪くなることがあった。
それは今のわたしには必要がないということ。
逆に、そんな願いがあったなあとすっかり忘れていたことが叶ったりする。とても自然な形で、なんの努力もせず。

このスムーズな流れに乗っているかどうかだけ、見ていたらいいんだよね。

今夜もこころをととのえてから眠ろう。

また明日。