035.コンポストのかき混ぜるところが、好きです
今日は忙しい日だった。仕事も朝から夕方までがっつりあったし、途中でパソコン仕事をする暇もなく運転して、利用者さんとリハビリしての繰り返し。
そんな日に限って、スマホの使い方を聞かれたりするものだ。ひとりの訪問が時間オーバーになると次々とおせおせになり、どんどんパニックになる。トイレに行く暇もなく、尿意を感じる余裕もなく、ひたすら目の前のことをした日。熱中症予防に塩分チャージタブレットをなめていたおかげで体調はずっと良かった。だから乗り越えられた。
ふぅ、やっと落ち着いた。
改行をせず書くと、なんか忙し感が出るね。
さて、土曜日にダンボールコンポストの研修へ行ってきた。
その前からコンポストはしていた。ホームセンターで買ってきたかき混ぜなくてもよいというやつ。
A4一枚の説明書だけではわたしには理解しにくく、行間を解読しているつもりでがんばっていたものの、なんだか満足感がなかった。それでも。1か月くらいやったときに、ダンボールコンポストの研修会を知り、即申し込んだ。
会場には、わたし以外は子供とお母さんという組み合わせか夫婦だった。1人で参加しているのはわたしだけ。
子供はコンポストを夏休みの自由研究にするらしい。
資料も説明も分かりやすくて、まさに痒いところに手が届く気持ちよさ。
講師やスタッフのダンボールコンポストを実際に見て触れることもできた。
コンポストの中はにおいもないし、さらさらしているし、菌の活動で温かった。
わたしがコンポストをやりたかった理由は、毎朝出るお茶がらを捨てるのがもったいなかったから。
コンポストをする前は、お茶がらを直接、畑の土に混ぜていた。どうやらそれは土には良くないらしく、ならばコンポストだ!と思ったことがきっかけ。
でも、本当の楽しみは、お茶がらを土に混ぜ込む作業!
わたしは、土をかき混ぜることが好きなのです。
混ぜないコンポストで、混ぜないフラストレーションが溜まってきたときに、ダンボールコンポストの話を聞き、こっちだー!!と胸が熱くなった。
キットを貰えたので、ダンボールコンポストを早速開始。
そして、混ぜないコンポストも混ぜてみた。そしたら、ダンボールコンポストのようなサラサラの土になり、翌日には発酵が進んだのか、温かい。
今はふたつのコンポストを朝と夜、かき混ぜてる。
もう、最高。至福の喜び。ずーっとコンポストを混ぜていたい。
講師の方はダンボールコンポストをペットのように可愛がっているらしい。
エサの時間よ〜と野菜くずを混ぜ込むそうな。
ダンボールの中には、たくさんの菌がいるから、ペットといえばペットだなあ。
わたしは昨日、かぼちゃの種とわたを入れた。さっき見たら、かぼちゃの種は消えていた。
こうやって跡形もなく消えていると、ここには見えないけどいるんだなあという、神秘的で厳かな気持ちになった。
にんじんのヘタは、そのまま残っていた。生後2日のコンポストにはまだにんじんは早いのか。
コンポスト、楽し過ぎる。