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074.違和感とサヨナラしたら、がんばることが楽しくなった

昨日はパーソナルトレーニングだった。

その前に…

負けず嫌いだから負けることはしないという生き方でそれなりにうまくやってきた。
やりたいことがあっても、ネガティブなイメージが浮かんだら、挑戦する気持ちをねじ伏せたり、説得して無理やり納得させてやめていた。
または、違和感があることに気がつかないようにしていた。
どっちにしろ、本当の自分の気持ちは無視していた。

25才で始めたクラシックバレエは、ダイエットのために始めた。週1回のバーレッスンだけでよかったのに、欲が出ていつの間にか本格的な教室に変わり、週2回行って。トゥーシューズはいて、発表会に出たりした。

バーレッスンは楽しかった。
でも最後は友達との義理で通っていたようなものだったし、クラシック音楽の楽しさが分からなかったし、みんなと動きやポーズをそろえることもできないし、リズム感もなく、クラシックな気分にもなれず(ならなくてもいいんだけど)ほんとに辛かった。
違和感を感じながら、それに蓋をして、13年もやった。

わたしは、20代30代の日々のうちおそらく90%くらい違和感を感じながら過ごしていたと思う。違和感という言葉はわたしの辞書にはないくらいすり込まれていた。
今思えば、なんて馬鹿げたことを!と同情してしまう。でもあの頃は全く違和感の存在を知らなかったんだから、仕方ない。そう思うと、よくがんばったなあと労うしかない。

40代になり、ようやくそのループから抜け始めた。
違和感のある恋愛はやめた。
違和感のある友達とは自然にだったり、こじれたりして離れた。
違和感に敏感になった。


そして、パーソナルトレーニング(前置き、ながっ!)

筋肉が動いてる!
わたしの大臀筋が、広背筋が、僧帽筋が、中臀筋が、内転筋が!大胸筋が!
もう最高

ずーっと動かしてなかったからだはびっくりしながらも喜んでいるのが分かる。
もっとやりたいって思う。今はまだ10回もできないけれど、今日は6回、来週は7回と目標を決めてやることが最高に自己一致してる感じがあるのだ。誰に気を使うわけでもなく、誰に自慢するでもなく、ただわたしが楽しいからやっている。
それだけでもう十分で、至福。

こんなに楽しい世界があったんだなあと、やっと気づいた。
毎回、違和感を感じたら、その気持ちに従う準備はしているけど、今のところ違和感はない。

わたしでもできるんだ!という自信も少しずつついてきた。
わたし史上最高になろうと思っている。
どこまでいけるのか、未知だけど、楽しみ。

がんばるとか努力とかって古いなあと思っていたけど、がんばることの思い込みが外れたのもよかった。
わたしの人生、これからが本番。


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