簿記の試験勉強から学んだ簿記以外のこと
引き続き、簿記の勉強をしての感想などを書こうと思う。
だから、簿記に関する話や勉強方法などは、書いてないです。
勉強は、毎日(体調不良の1日以外は)4:20に起きて、1時間、仕事から帰ってきて30分。
週末は、土日の中で1.5日間くらいしていた。
勉強なんて、理学療法士の国家試験の受験以来だ(ケアマネージャーも試験も2回受けたけど、あれは本気度が違うから、カウントしない)。
まず驚いたのは、脳が活性化してる!!ということ。
それまでのわたしは、今なにをしたらいいのかも分からないし、気力もないし、いつでもぼーっとしていて、すぐに寝てしまっていた。
これは脳が衰えていたんだと思う。絶対そう。
簿記の勉強を始めて、テキパキと動けるようになった。そして、段取りよく思った通りに動けるようになった。
脳が働いていると、身体もよく動く。
脳が運動神経を通って指令を出しているということがよく分かった。
あと、簿記は算数と国語だ。
足し算、引き算、かけ算、わり算。
そして、文章を読む力。
パンッと1つの答えが出るのが心地よかった。
仕事では、相手は人だから「………難しいよね」とか「………仕方ないか」という結論で、もやついたままなことが多いから。
簿記の問題の文章については、解いていくうちに文章がそのまんま答えになっていることがほとんどだと分かった。
だから、その文章を仕訳に書き換えたらいいだけ。それに気づいてからは、正解することが増えたけど、それまでのわたしは、簿記の問題文を意訳していた。
意訳して不正解になる自分に対して
「目の前の文章を素直に読む」
ということを言い聞かせた。
同時に、わたしの日々も相手の反応を素直に受け取らずに、深読み(かなり歪んだ解釈での)をしていると気づいた。
簿記の勉強から、わたしは生き方を修正することができた。
さらに、簿記には貸倒引当金というのがある。
これは、掛け代金の何%かは戻ってこないと想定しておくというもの。
何かに期待して、そうならなくてがっかりすることが多いわたし。
自分の期待やラッキーにも貸倒引当金を想定しておくといいな、と思った。
そんなこんなで、簿記からの学びはまだ続きます。
では、また。