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吐き出すことで仕事の目的を思い出した。

先週、利用者さん(Aさん)が亡くなりました。いつもなら淡々と事実として受け止めることだけど、今回は違ってた。
呼吸停止の連絡が来たのは、出勤前でした。いつその時が来てもおかしくないくらい病状は進んでいたけど、急でした。
わたしはとても悲しくて、会社までの運転中、涙が止まりませんでした。
普段だったら、心のなかでありがとうと伝えるくらいなのに。
泣きながら、「ごめんなさい」と言い続けてた。
わたしはAさんにもっとやれることはあったと思う。
そう思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

わたしは自分の不甲斐なさをずっと自分自身に隠して生きていたんだと思う。それをAさんの死をきっかけに、自分自身に吐き出せた。

本当は仕事に自信がない。自信がないから、不安だし、怖いし、逃げたくなっていた。相手に気を使いすぎて、自分の意見を伝えられず、相手に流されていた。当然いい仕事はできない。でも、相手が望んだことだし…とあきらめていた。

そうやって、吐き出したことで、これからは後悔のない仕事をしよう、気を使わずにちゃんと伝えようと思えた。
わたしに足りなかったのは、不完全でもいいから一生懸命やることだった。

本来のわたしは感情が豊かだったはず。仕事をしていくなかで、弱みを見せられなかったり、感情が揺さぶられるのがつらくて、次第にこころを動かすのをやめていた。
そして、本当のわたしの叫びを封印した。

今回の出来事で、わたしが決めたわたしの仕事の目的を思い出した。
「わたしが関わることで相手が元気になること」

今なら「こころが動くこと」かな。

他にも反省した点はたくさんあったけど、ひとまずここから始める。
わたしを取り戻そう。
わたしの本当の声を聞こう。聞いてもらうだけでもずいぶんと救われる。わたしの声を聞いてくれる人は、わたし。まずそこ。

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