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気を使うのは、苦しい
友達が男性を紹介してくれた。
パートナーが欲しいと言っていたから、だ。
当日まで気持ちを整え、着ていく服を試着した。
願っていたら、午後からお休みをもらえて、のんびり過ごせた。
なんかいい流れだ。
でも、その日は朝から体調がよくなかった。
やる気も出ないし、からだも重い。
外側の準備は万端だったけど、会う前に心が疲れていた。
会ってみると、わたしは無感動だった。楽しくもないし、つまらなくもない。
でも、丹田がぐるぐるしてた。インターネットでなかなか画面が切り替わらない時のぐるぐるが丹田にあった。
相手の方はとてもいい人そう。それ以下でもそれ以上でもない。
帰ってから考えた。次の日も考えた。
わたしは、本当にパートナーが欲しいのか?
結婚について真剣に考えたことはあったか?
相手がいないのに考えも意味はないかもしれないけど。
一番引っかかっていたのは、食事代を払ってもらったこと。
数年前なら、男性にごちそうしてもらうのを感謝と笑顔で受け入れていた。
今回は今までのように笑顔で受け入れたものの違和感があった。
帰ってからも払ってもらったことをすごく後悔した。
こういう場では女性は男性にごちそうしてもらうものという力に負けた気がした。
もし、これが同性だったり、仕事の話だったりしたら、ごちそうということにはならないし、なったとしてもわたしもキッパリと割り勘で!と言うと思う。
それなのに、婚活的なものになると…ああ気持ち悪い。
そうか、それが気を使うということなんだ。この気持ち悪さ。
もうわたしは、今までのように気を使うことができなくなっているみたいだ。
そういうことだ。
来週も会うことになっている。場所をラインしてきてくれていた。
観光地の真ん中の美術館のカフェだった。
日曜の午後、観光地。有名なパティシエのカフェ。
混んでるし、そもそもわたしは卵と小麦を食べると調子が悪くなる。
これは、ちゃんと伝えよう。
今まで伝える勇気がなくて、無理をして我慢して気を使っていた。もうそれはやめる。
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