自給自足を目指す!
自給自足とは、必要とするものを他に求めず、すべて自分でまかない、足りるようにすること
私が自給自足をするとか、あなたにそうして下さいというような、おおそれた提案ではありません。
世界が政治的に不安定で、「 気候も半端ねぇ! 」状態になると、非常時に備えることは必須である。
自給自足のマネごとのお勧めである。
自分と自分の家族の為だけではなく、さらにもう一人、もう一つの家族を助ける(役に立つ)ことを目標にする。
備蓄をまず一人分する!
これが何とかできたり、もしくは備蓄する過程で少し余力がある場合には、最大1〜2倍の範囲内で備蓄をしてみたら、どうだろうか⁈
いざという時に、身近にいる一人を助ける(役にたつ)ようにしてみたら、どうだろうか⁈
若い時には、自分もそうであったように、そんなことまで気が回らなかった。
年配者は経験を通して学んだことを、実践したり、伝えていかなければならない。
少なくとも、そのことに気がついた人から行動していくことが望ましい。
文明の発達していない国や地域でリーダーになっている人は、必ずと言って良い程、知恵と勇気と決断力を持っている。
今の時代のように金持ちが偉いとか、リーダーになるような時代とは異なり、文明の発達していない地域では、一つの判断ミスが生死に直結するからである。
だからこそ経験豊富な年配者は尊敬され、存在する意義があった。
あらゆるものが機械化され、個人主義の世界になるに連れて、年配者の存在意義は薄れて来ている。
無駄がなく効率化していけば行く程、それに反比例して人間力が劣化して行っている。
額に汗しないで生きてきた人の意見は、誰かの意見の受け売りであったり、頭の中でこねくり回しただけの架空の理論に過ぎない。
年配者に聞きたいことは、金儲けの方法ではなく、経験に基づいた困難を乗り越える知恵である。
年配者達が漫然と生きて来たツケが、今の日本で表面化し、日本がどんどん劣化して行っている。
便利なものに依存してしまうと、いつのまにかそれに支配されて、後戻りできなくなる。
常にそのことを意識し、便利なものが使えなくなったときに、何んとか切り抜ける方法を身につけて置かなければならない。
そういう意味で、食糧の備蓄だけでなく、自給自足のマネごとでも良いから始めてみることは意義があることだと思う。
誰かにお裾分けできる具体的なことが少しでもできたら、社会は良い方向に向かって行くかもしれない。
個々のお裾分け能力が上がったり、そういう人間が増えていけば、少しは良い社会になっていくかもしれないと私は思っている。