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Stable Diffusion web UI Forgeを入れてダウングレードしてAUTOMATIC1111と比較したんだ

今更ながらStable Diffusion Web UI Forgeを導入しました

やったこと

Cドライブ直下に"Stable Diffusion Web UI Forge"のフォルダを作り その中で右クリックしてgit bashを開き "git clone https://github.com/lllyasviel/stable-diffusion-webui-forge.git"を入力してダウンロード という流れ

そしてForgeに拡張機能を入れていったのですが 再起動してもビルトインの拡張機能しか表示されず 追加した拡張機能が見当たらない
これはもしかして これ
https://github.com/lllyasviel/stable-diffusion-webui-forge/discussions/801
が関係しているのかな? "These updates are likely to break almost all extensions"って言ってるしな? と思ったので ダウングレードすることにしました

ということでうっかり最新版を入れてしまった自分みたいな人のために ダウングレード方法をメモしておきます


ダウングレードの方法

ダウングレードするには欲しいバージョンのコミットハッシュが必要です

コミットハッシュを取得するためには stable diffusion web ui forgeがインストールされているフォルダ内で右クリックしてgit bashを開き "git log"と入れてエンターを押します
すると最新数件の更新ログが出てくるので エンターを長押ししてどんどんログを遡ります
例の発表の前の日付まで遡ってコミットハッシュ"29be1da7cf2b5dccfc70fbdd33eb35c56a31ffb7"を取得(ログめっちゃ長かった)

git bashに"git checkout 29be1da7cf2b5dccfc70fbdd33eb35c56a31ffb7"と入力してエンター

以上でダウングレードできました インストールした拡張機能も使えるようになりました


Stable Diffusion web UI Forgeダウングレードまとめ

バージョンにこだわりがなければgit bash開いていきなり"git checkout 29be1da7cf2b5dccfc70fbdd33eb35c56a31ffb7"でオッケーです


AUTOMATIC1111とForgeの比較

lllyasvielさんはAUTOMATIC1111のボトルネックが解消されたとしているけれども 実際に現在のAUTOMATIC1111と方針変更直前のForgeで差はなくなっているのか? と思ったので試しました

PCスペック:RTX 3060 laptop(VRAM6GB)のよわよわノート
モデル:Animagine XL 3.1
サンプラーとスケジュールタイプですが旧Forgeはスケジュールタイプが選べないので サンプリング方法をDPM++2M karrasに
AUTOMATIC1111はサンプリング方法をDPM++2Mにしてスケジュールタイプをkarrasにしました
サンプリングステップ:20
cfgスケール:7
サイズ1024×1024px
プロンプト:best quality, masterpiece, general, 1 girl, black long hair, green eyes, flower field
seed:668517556

ちなみにAUTOMATIC1111には起動オプション "--opt-sdp-attention"と"--no-half-vae"を入れています
Forgeには起動オプション入れてません


比較結果

・AUTOMATIC1111

生成された画像
パフォーマンス

経過時間12 min. 41.9 sec. A: 10.23 GB, R: 14.50 GB, Sys: 6.0/6 GB (100.0%)

・Forge

生成された画像
パフォーマンス

経過時間25.3 sec. A: 3.45 GB, R: 3.82 GB, Sys: 4.9/6 GB (81.2%)



えっ25……
25秒????????

わたしの今までの待ち時間とPCへの負荷は……いったい……もっと早くForge使えばよかった……
今後のアップデートでは互換性がないのが激しく悔やまれる結果となりました

とりあえずこれからはForge使います……


おわり

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