早稲田に受からなかった理由

再受験生の僕は早稲田大学を第一志望とし、約10ヶ月勉強して、早稲田大学に落ち明治大学に入った。

本当に本当に本当に本当に本当に本当に早稲田大学に入れなかったことが悔しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


此処には反省点を残して置くので、反面教師にしてほしい。そして、僕よりも良い結果を掴み取って欲しい。

早稲田大学を目指した理由

一度は勉強する意味がわからず社会に出たが、学歴は大切であると悟った僕は、出来るだけ短期間で高い学歴を手に入れたかった。そこで、科目数の少ない私立、約1年で合格例があること、高校時代の学力や、知人に早稲田大学進学者が多いことなどを考慮に入れた結果、早稲田大学を第一志望とした。慶應大学は英語&数学or社会&小論文で受けられる大学が極端に少なくなる為、除外した。

反省点

その1.早稲田大学のみの対策に拘った

「早稲田に行くなら早稲田の過去問しか解かん!」

それは大きな思い込みであった。予備校の合格実績をよく見て欲しいのだが、一橋や東大の合格を取り、かつ早稲田の合格も貰っている学生が多い(勿論、早稲田だけもいるだろう)。早稲田に拘らず、更に上を目指してやってみてもよかったのではないかと思う。1年以上時間がある高校生なら尚更だ。結果的に実力以上の大学を目指して落ちてしまっても、相応の大学で落ち着くことが出来る。

その2.貪欲に知識を吸収しなかった

こちらの記事では、半年で偏差値15も伸ばしたと述べたが、それ以降の模試の結果は正直残念と言わざるを得ない。

モチベーションの低下もさることながら、新しい知識、特に早稲田の過去問から知識を吸収することを怠ってしまった。
それまで半年は、既存の参考書をひたすら繰り返すことで偏差値を上げることが出来たが、それ以上はまた別の世界になってくる。そこで、僕はとりあえず参考書を繰り返しておけば、何とかなるだろと考えてしまった。

例を挙げると、速読したいのに速読の教材を蔑ろにして既存の参考書に拘ったり、過去問の単語を書き写して自分用単語帳を作れば良いのに、めんどくさがり分からないままにした。

その3.ストレスへの対処が下手

1日15時間机に座り続けるのは誰でもストレスが溜まる。結果的に勉強するのをやめてしまった時期があった。

実際にやっていたストレス発散方法は身体を鍛えることと、以前働いていたBARに出勤するくらいだ。そのBARに出勤することも止めてしまい、勉強のみの生活に切り替えたのはハッキリ言って愚作だった。社会との関係性が薄くなり、話すのは講師と予備校のチューターと父親だけ。限定された人間関係は新鮮味がなく、僕の生活を廃れさせた。

その49.持続性がない

平日は予備校があるため、1日15時間勉強できるのだが、休日になるとほとんど全く勉強しなくなってしまった。

その5.幸せでない

来る日も来る日も勉強との戦いで消耗していった結果、「勉強でストレスを溜める」→「発散しようと遊びに逃げる」→「遊んでもスッキリせず罪悪感だけ残る」→「罪悪感で自己嫌悪に陥る」→「勉強に手がつかない」→「罪悪感で自己嫌悪に陥る」という最悪のループに陥った。

少し勉強すれば他人を見下すような思考になったり、逆に全く勉強しなくなり自己嫌悪に陥ったり、感情が乱高下するので心が不健康になってゆく。

対処法

その1.あらゆる過去問をやり尽くし、知識を吸収しまくる

志望大学に拘らず、実力以上の大学の過去問をやってみたり、滑り止めの大学も滑り止めと高を括らずに知らない知識、出来ない問題は吸収する。吸収を怠ったら負ける。

その2.勉強法や効率化に拘りすぎない

これまでの記事で言ってきた事と矛盾すると感じるかもしれない。しかし、ある程度身になったら(僕は半年ほど)、自分なりの勉強法に移行すべきだ。僕の述べた勉強法は基本中の基本なので、本質はそのまま動かさず、先生や友達から聞いた勉強法を使ってアレンジしてほしい。

例えば、繰り返すことで知識は定着するという原則を守り、速読の教材に手を出してみたり、難解な数学の問題を漁って“数学の感”のようなものを養成してもよいだろう。

その3.習慣にする

僕らは何か活動をしようとする時にエネルギーが必要になる。「やる気が出ない!もう無理」と思ってしまうのは、“机に座って”“参考書を開いて”“集中する”までに多大なエネルギーを使うからだ。

勉強に向かう為のエネルギーを低くするのは、『習慣にする』ことである。

例えば、バスの中では必ず単語帳を読んだり、授業が終わったら必ず自習室に行くなど、生活を固定化していく。

また、起きる寝る食べる時間も固定化したい。ただ、それにかまけて勉強について考えることが減ってはいけない。

僕は、平日は予備校があるため習慣を作れていたが、休日はどうしても起きる時間がバラバラになり、結果勉強時間を確保することが出来なくなってしまった。

ここから得られることは、受験生にとって休日を休日と認識しないようにしようということだ。仕事で疲れたサラリーマンのようにずっとベッドに篭らず、ストレス発散はアクティブなことをする必要がある。

今現在(2020年3月)、僕は朝起きたら必ず机に座って10分だけ勉強することを習慣にしようとしている。

その4.スマホを解約する

受験生の1番の大敵YouTube&SNS。有無を言わず、解約するのが良いだろう。親への連絡は公衆電話でいい。どうしてもというのなら、タイマーでロック出来るケースを使おう。

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その5.友人を作る

予備校に通っていた時、私は友人を一人も作らなかった。勉強の邪魔だと思ったからだ。実際、勉強せず恋愛に走ったり、予備校に来なくなる輩は多かった。ただ、やはり人間は人との繋がりなしで生活出来ないらしい。徐々に勉強へのストレスが増えていき、勉強を御座なりにしてしまった。あまりにも勉強に対して不真面目な友人はよくないが、一緒に高め合える友人はいた方が良かったように思う。

その6.ストレス発散になるようなアクティブで社交的な趣味を持っておく

反省点のその3で述べたように、趣味を持っておくのは大事だ。また“YouTubeを観る”ようなパッシブ(受動的)な趣味は区切りが自分で付けられず、勉強へ向かう気が失せてしまう。

週1のバイトや友人と遊ぶといったアクティブ(能動的)な活動は人生を豊かにする。

良かった点

その1.勉強法を徹底的に調べた

今まで勉強法を気にした事がなく、勉強は辛いものと考えていた。しかし、勉強にも正攻法がある事を知り、物を覚える事が楽しくなった。

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その2.短期間の集中

以前の私は、何か一つのことに集中し続けるということはした事がなかった。短期間で集中して一定の成果を残すことは、これから仕事や勉学をする上での一つの解であるように感じる。なによりも、何年もかけて惰性で物事を続けていくよりも、熱量が違う。鉄は熱いうちに打とう。

その3.運動をする

週2でジムに通って筋トレをしていた。ずっと座っていうのはやはり健康に悪い。ジムに行くことによってある程度のストレス発散はできていたと思う。更に体も疲れて寝つきも良くなる。

運動中は完全に勉強の内容は完全に忘れて、「○○回上げたら志望校合格!」などと士気を高めていた。そうすると、よりやる気が充填出来る。

その4.日光を浴びる

少々馬鹿げていると思われるかもしれないが、受験生は大半を屋内で過ごす為、日光を浴びる時間が少なくなる。すると、体内時計が狂ったり、鬱気味になりやすい。なので、朝起きたら外に出て日を浴びながら深呼吸したり、お昼は日の当たる公園で食べたりすることは大変効果があった。


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