20170728主要五紙社説一覧
本日主要五紙の社説です。
大きく2つが取り上げられています。
「蓮舫辞任」を全紙で取り扱われています。また、「脱時間給法案、連合容認を撤回」を日経・毎日・朝日で取り扱っています。
「蓮舫辞任」に関しては各紙論調に大きな差はなく、蓮舫氏の責任に触れながらも、ドタバタ劇を演じている民進党自体に問題ありとの姿勢。
辞任会見で蓮舫氏が「(党内に対して)求心力ではなく、遠心力が働いた」と語っていましたが、世論・主権者に対して民進党自体が遠心力を働かせていないかを、しっかりと党内での政策立案・他党との選挙協力を見直していって欲しいと思います。
以下、日経からの引用です。
「政権批判の受け皿になれないどころか、党内から「解党論」まで飛び出す始末で、政党として末期症状を呈している。こうした状況を招いてしまった蓮舫代表と野田幹事長の辞任は当然だ。むしろ表明が遅きに失したぐらいだ。」
解党論に触れているのは、日経のみでした。
「脱時間給」に関しては毎日新聞の社説をオススメします。
理由は、毎日のみが、この法案について所得の高い専門職に対して残業代なしの成果型賃金を適用する「高度プロフェッショナル制度」である点を踏まえて、今回の連合が容認から容認を撤回するに至った経緯を取り上げているからです。
<社説一覧>
日経:政労使合意なくても労基法改正を確実に/代表が辞めて済む問題か
http://www.nikkei.com/news/editorial/
読売:蓮舫代表辞任 指導力不足で行き詰まった/警察白書 事故抑止に自動運転の活用を
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/
産経:蓮舫代表が辞任 政策を競える政党となれ/トリチウム水 放出への道筋は国の手で
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html
毎日:蓮舫・民進代表が辞任表明 政党政治が成り立つのか/連合が「高プロ」容認を撤回 迷走が残した大きなツケhttps://mainichi.jp/editorial/
朝日:民進党の混迷 受け皿たりうる政党に/連合の迷走 組織の原点に立ち返れ
http://www.asahi.com/news/editorial.html