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20171012社説から見る現代日本

おはようございます。

本日も引き続き全紙で選挙関連の社説が掲載されています。その中で本日のオススメは産経新聞の「拉致と衆院選 解決への具体的道筋示せ」です。
各党の公約を並べて比較してくれていますが、どの党も似た文言であり、具体論に欠いた公約の羅列と批判しています。
「聞きたいのは問題解決への具体的道筋であり、熱意である」。

以下、産経社説からの引用です。

「「拉致、核、ミサイル問題の解決に向けて、北朝鮮の政策を変えさせるため、国際社会とともに圧力を最大限まで高めていく」(自民)。「国連制裁決議の実効性を高め『対話と圧力』『行動対行動』の原則で核・ミサイル・拉致問題の包括的解決を目指す」(公明)。「北朝鮮による拉致被害者全員の即時帰国に取り組む」(希望)。「北朝鮮の核・ミサイル・拉致問題の解決に向け日米韓中の連携をさらに強化」(維新)

 「平和的解決に向け、外交力で核・ミサイル放棄を訴え、拉致問題の解決に取り組む」(立憲民主)。「拉致問題や日本の植民地支配などの過去の清算といった、日朝間の諸懸案を包括的に解決することをめざす」(共産)。「拉致問題の徹底調査と真相解明、国交正常化について粘り強く交渉する」(社民)

 安倍晋三首相は、これまでも拉致問題の解決を最優先・最重要課題と述べてきた。希望の党には中山恭子氏、松原仁氏と、2人の拉致問題担当相経験者が参加した。それにしては両党の公約での言及はもの足らず、迫力もない。

 聞きたいのは問題解決への具体的道筋であり、熱意である。

(中略)

なんとしても再会を果たしてほしい。他の拉致被害者についても同様である。もっと真剣に論じてほしい。」

<社説一覧>
日経:17衆院選 いよいよ憲法改正が問われるときだ/21年ぶりの株高に慢心は禁物
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:社会保障 負担増と給付抑制こそ論じよ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:拉致と衆院選 解決への具体的道筋示せ/神鋼アルミ不正 技術者の良心は消えたか
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:日本の岐路 衆院選の憲法論議 民主主義を強める方向で
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:衆院選 安倍首相 説明になっていない/原発賠償判決 国は「安全神話」猛省を
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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