0056-20171015【ビジネスパーソン必読の主要ニュース解説】
今週の振り返り、時事ポイントは以下のとおりです。
1.衆院選の動き 2.北朝鮮情勢 3.英・EU離脱交渉 4.ノーベル経済学賞2017 5.決算発表(コンビニ・外食・ほぼ日)
1.衆院選の動き
今回の衆院選、報道各社による公示直後の序盤情勢について確認します。投票日は来週10月22日(日)です。
まず、今回の衆院定数は465議席です。1票の格差是正のための調整があり、解散前の全475議席から10議席減となりました。
過半数は233議席です。
衆議院の中で各委員会に分かれて法案審議等を実施するため、与党がすべての常任委員長のポストを独占して安定的に運営できる状態を「安定多数」を占めているといい、244議席がその状態にあたります。
さらに常任委員長ポストを除いても、全委員会において、それぞれ過半数を占めている状態を「絶対安定多数」といい、266議席となります。
今回の選挙戦序盤の情勢では、自民党と公明党の与党両党で300議席に迫る勢いを示しており、自民党だけでも安定多数の244議席を上回る見通しが出ています。
さらに、自公連立与党で、憲法改正の国会発議に必要な3分の2以上にあたる310議席も窺う様相を呈しています。
首相は「与党で過半数の233議席」を勝敗ラインに掲げていましたが、自民党内では、自民単独で過半数を取れなければ首相の責任論が浮上するとの指摘がありました。いずれのラインも上回りそうな序盤情勢です。
希望の党は、70議席程度にとどまるとの見通し。
立憲民主党は、30議席超との見通しとなり、公示前の15議席から伸長して第3党を狙う勢いを示しています。
投票先について、まだ態度を決めかねているとの回答も一定数あり、22日の投票日まで流動的な要素は残ります。
2.北朝鮮情勢
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