20171229社説から見る現代日本
おはようございます。
本日のオススメは読売の「貴乃花処分へ 敵対的な姿勢が混迷を深めた」です。
今回の処分内容の発表で、事態は沈静化へと進むのでしょうか。
一切インタビューに応じない貴乃花親方。その胸中は誰にも分かりません。
今後更なる混迷をも引き起こしかねません。
国際関係においても国内政治においても、当事者間が不信に駆られれば、話し合いは進まず、問題解決には至らないことが多いです。
相撲協会における内紛ではありますが、組織のガバナンス等において参考になる点もあると思います。
以下、読売社説からの引用です。
「被害者側の敵対的な姿勢の責任を厳しく問う、異例の事態である。組織内部の深刻な軋轢あつれきを象徴している。
日本相撲協会の臨時理事会が開かれ、貴乃花親方の理事解任を決議し、解任権を持つ評議員会で審議することを決めた。
元横綱日馬富士の傷害事件に絡み、協会に非協力的な対応の責任が問われた。1月4日の評議員会で最終決定する。
(中略)
何より大切なのは、力士一人一人の意識改革である。どのような理由があっても、暴力を振るえば引退に直結する。そのことを肝に銘じてもらいたい。」
<社説一覧>
日経:欧州は改革で結束し安定の礎を
http://www.nikkei.com/news/editorial/
読売:スパコン詐欺 先端技術への不信を招かぬか/貴乃花処分へ 敵対的な姿勢が混迷を深めた
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/
産経:文氏の「合意」批判 国家関係を損ねたいのか/北の船長起訴 法治国として当然である
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html
毎日:日本の中東和平政策 「中庸の理念」貫いてこそ/貴乃花親方処分めぐる議論 排外的な風潮が気になる
https://mainichi.jp/editorial/
朝日:北海道沖地震 「想定外」を減らそう/原爆症認定 国は約束を忘れるな
http://www.asahi.com/news/editorial.html
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