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20170925社説から見る現代日本

おはようございます。

本日も多種な社説が展開されておりますが、その中でオススメは産経の「国語世論調査 「対面」重視の意気や良し」を取り上げたいと思います。

国語世論調査については読売も挙げていますが、産経では「重言」や「コミュニケーションの取り方」についても触れているので、その点で産経を挙げました。

筆者自身は「穿(うが)った見方」の意味を注意して使うようにしています。現在ではむしろ自分からは使わないようにしています。

「天を穿つ」という用法から当初「穿った見方」には斬新な発想という意味があります。その一方で音の意味合いから「斜に構えた、ひねくれた見方」という意味が派生しています。

取る人によって、正反対の意味に捉えかねられないため、無用の摩擦を避ける意味もあり、自分からは使わないようにしています。

他者が使った際には文脈からどちらの意図なのかを理解するようにしています。

言葉は常に変化しています。過渡期においては二つの意味が併用されることは仕方のないことです。言葉には様々な側面があることを踏まえて、コミュニケーションの目的である相互理解を果たしていきたいです。

以下、産経新聞社説からの引用です。

「とはいえ、無自覚のままどんな表現でも使ってしまおうとする態度は好ましくない。国語への関心を高め、自らの言葉遣いが世間一般に容認され得るものか否かを常に意識することが大切だ。」

<社説一覧>
日経:公文書管理は政策決定過程わかるように/「捨てる食品」減らす工夫を
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:国語世論調査 世代超えて言葉をつなごう/医療的ケア児 手薄な支援体制を改善したい
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:米国の金融政策 景気を見極め正常化せよ/国語世論調査 「対面」重視の意気や良し
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:高校生の基礎学力診断 意欲引き出す制度設計を/原子力規制委が新体制へ 「福島の教訓」を忘れずに
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:金融政策 出口への備えを急げ/公文書管理 法の原点に立ち返れ
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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