20171230社説から見る現代日本
おはようございます。今年も残り二日となりました。
本日のオススメは読売の「地方分権改革 住民視点で全国一律を見直せ」です。
道州制の導入など、議論が起きても、なかなか地方分権改革は前に進みません。
人口減が進む地方と国との在り方。
財源のみならず、徴収した税の出口である行政サービスをどうするのかも問われています。
以下、読売社説からの引用です。
「杓子定規で不合理だが国の制度でそう決まっている。こうした身近な地方行政の問題点を、住民の視点で着実に見直すことが大切である。
(中略)
子育て支援や介護といった日常生活に関わる行政サービスなどを巡り、地域の実情に即した分権改革を進める。法律を改正しなくても、省庁の通知や法令解釈で改善できるものも少なくない。早急に実施してもらいたい。
(中略)
人口減少や財源不足を乗り越えるため、自治体の一層の創意工夫と熱意が求められよう。」
<社説一覧>
日経:大学新入試は改革の基本構想が大事だ/角界は暴力根絶へ全力あげよ
http://www.nikkei.com/news/editorial/
読売:地方分権改革 住民視点で全国一律を見直せ/教員不祥事処分 厳格な対応で再発を防ぎたい
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/
産経:回顧2017 「異質」な指導者目離せぬ 現状変更勢力から国益守れ
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html
毎日:豊洲市場移転と小池都政 それで築地はどうなった/障害者施設での虐待増加 暴力や身体拘束の根絶を
https://mainichi.jp/editorial/
朝日:災害大国に暮らす 教訓生かし、自衛する時
http://www.asahi.com/news/editorial.html