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20171213社説から見る現代日本

おはようございます。

巡航ミサイル導入について、読売・産経・朝日が社説を掲載しています。読売と産経は導入推進、朝日は導入に議論が必要との立場です。

本日のオススメは朝日の「皇室会議 「議事概要」のお粗末さ」です。

唐突に提示された4月末退位、5月初改元案。その案が急転直下採用された背景には何があり、どんな議論があったのか。

先の退位事例である光格天皇の際には、幕府と朝廷の駆け引きがありました。今回の事例についてもしっかりと記録を残すことが政府・政権としてのあるべき姿だと思っています。

以下、朝日社説からの引用です。

「国民生活への影響をなるべく小さくすることを考えれば、検討されてしかるべき案だ。これに対しどんな意見が出たのか、政府はどう応じ、いかなる経緯で4月退位でまとまったのか、概要には記載が一切ない。そして、これ以外に記録は残さないという。あきれるばかりだ。

 危うさを感じるのは、退位と即位は「国民がこぞってお祝いすべき」だから、個々の意見を明らかにするのは「好ましいことではない」と皇室会議で合意した、という政府の説明だ。

 異見があることを「好ましくない」と決めつける姿勢は、今後の代替わりの儀式や皇室のあり方についても、声をあげにくい風潮を容易につくり出す。昭和の幕が下りた時には、自粛ムードや天皇制への疑義を許さない空気が広がり、息苦しさが世の中を覆った。」

<社説一覧>
日経:介護報酬増額で25年問題を乗り切れるか/利用者向いた卸売市場改革を
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:巡航ミサイル 抑止力向上へ着実に導入せよ/リニア不正受注 巨大事業の裏で何があったか
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:長距離巡航ミサイルの導入、「座して死を待つ」避け、国民守るために欠かせない/慰安婦問題で有害な議員外交はやめよ 日韓合意履行にも触れず、韓国に妥協
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:英EU離脱条件で基本合意 ようやく出発点に立った/「もんじゅ」の廃炉計画 作業の公開と監視厳重に
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:巡航ミサイル 専守防衛の枠を超える/皇室会議 「議事概要」のお粗末さ
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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