20171219社説から見る現代日本
おはようございます。
本日のオススメは読売の「日英2プラス2 「準同盟国」と安保協力深めよ」です。
1902年に日英同盟が結ばれ、日本は日露戦争へと突入し勝利するベースを築きました。
その後第一次世界大戦でも英国側となり、戦勝国、国際連盟(League of Nations)の常任理事国として世界の強国入りを果たします。
日英同盟は、第二次(1905年)、第三次(1911年)と継続更新されましたが、第一次世界大戦後の国際的な軍縮への動きの中で開催された1921年のワシントン海軍軍縮会議の結果、四ヶ国(日米英仏)条約を締結。
四ヶ国条約の発効を受けて、日英同盟は1923年に失効しました。
以下、読売社説からの引用です。
「有意義だったのは、英国が、日米の推進する「自由で開かれたインド太平洋戦略」への関与を明確にしたことだ。最新鋭空母のアジアへの展開にも言及した。
中国は、東・南シナ海で独善的な海洋進出を強めている。日米の戦略は、中国に覇権主義的な動きの自制を求め、「航行の自由」や「法の支配」の確立を目指す。
いかに多くの関係国と連携し、中国に働きかけられるかが、戦略の成否のカギとなる。
河野外相は「英国がスエズ(運河)の東に戻ってくることを大いに歓迎する」と強調した。」
<社説一覧>
日経:商工中金の抜本改革は完全民営化が筋だ/リニア談合疑惑の徹底解明を
http://www.nikkei.com/news/editorial/
読売:日英2プラス2 「準同盟国」と安保協力深めよ/新幹線台車亀裂 原因究明で安全性を守りたい
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/
産経:北への不正輸出 制裁の抜け穴を早く塞げ/金井さん宇宙へ 存在感と主体性を高めよ
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html
毎日:上野動物園のシャンシャン人気 日中に薄日が差すなかで/医療・介護の報酬は微増 持続可能な制度のために
https://mainichi.jp/editorial/
朝日:リニア新幹線 疑惑の徹底的な解明を/文化財の活用 万全の保存あってこそ
http://www.asahi.com/news/editorial.html
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