20180314社説から見る現代日本
おはようございます。
本日のオススメは産経の「北との対話 日米韓は「物差し」共有を」です。
90年代には二国間合意、00年代には周辺国も巻き込んだ六か国合意。そのいずれもが朝鮮半島の非核化をもたらすことは出来ませんでした。
年始からの北朝鮮の対話姿勢をどう評価し、どう対応していくのか日米韓の連携が求められています。
以下、産経社説からの引用です。
「ホワイトハウス報道官は、「核実験と弾道ミサイル発射の凍結」「非核化の意思」「米韓合同軍事演習実施への理解」の3つの約束を維持すれば首脳会談は開催されると述べている。
これはあくまで会談開催の条件であり、制裁を緩和する理由とはなり得ない。会談は、検証可能で不可逆的な非核化を北朝鮮に突きつける場とすべきである。
「5月までに」とされる米朝首脳会談は、開催場所さえ未定のままである。4月末には南北首脳会談も予定される。会談に向けた動きが異例の速さで進む中、この短い期間になすべき最も重要なことは、日米韓の結束を固め、意思統一を図ることである。
(中略)
拉致が核・ミサイル問題と同時に解決に向かうよう、米韓に意識を共有してもらわなくてはならない。拉致問題の置き去りは絶対に許されない。」
<社説一覧>
日経:企業と株主の対話通じた統治改革急げ/18歳の自立を後押ししよう
http://www.nikkei.com/news/editorial/
読売:18歳成人法案 青年の自覚育む契機にしたい/辺野古移設判決 いつまで訴訟を続けるのか
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/
産経:北との対話 日米韓は「物差し」共有を/神鋼の品質不正 全社挙げ法令順守を図れ
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html
毎日:米国が鉄鋼輸入制限へ 踏み絵迫る超大国の専横/大震災7年 福島原発の廃炉 人材育て技術開発着実に
https://mainichi.jp/editorial/
朝日:福島第一廃炉 責務の重さを忘れるな/大崎事件再審 証拠の弱さは明らかだ
http://www.asahi.com/news/editorial.html