KH Coderで自分のマガジン分析! 1/4
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はじめに(背景)
修論に使うため、KH Coderの練習をしています。
マガジンに載せていない記事も分析対象にしたので再現性はありません。
モチベーション維持のためにこの記事を書きました。
私のKH Coder勉強歴
・2024年5月 勉強4週目突入
・初級編 対面参加
・ステップアップセミナー オンデマンド受講
・樋口先生の書籍【社会調査のための計量テキスト分析 ナカニシヤ出版 2020】 4周目
・ネット上の過去ログ検索
・無料版を使用(私費のみで研究…泣)
私の基本スキル
・PCやエクセルにまったく詳しくない。
・プログラミングは宇宙語。
・統計も初心者。大学院の講義が難しかった。
・教育のドメイン知識はあり。
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研究の目的
本研究(この記事)の目的は、「グローバル教育マガジン」の計量的な分析である。
第1段階の全体像把握、
第2段階のコンセプト抽出
を試み、その結果を基に本マガジンを考察する。
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先行研究レビュー(KH Coderとは何か)
KH Coderは樋口耕一氏により開発された、あらゆる文書を計量的に分析するためのソフトである。当初は社会調査分野における使用を主としていたが、現在では多岐にわたる分野で使われており、研究実績のみであっても6848件を超えている(2024年5月6日 HPにて確認)。
難しい文書、新聞や雑誌の記事、アンケートの自由記述、楽曲の歌詞の分析などを行える。
無料版もあるため、趣味としても行える。
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調査方法
本マガジン「グローバル教育」の34記事を対象とする。(再現性はない)
留意点
・練習なので、母数が34件しかない。
ネットQA等も含めた情報を参照すると、50~100件くらいの母数nが必要で、300~500件で検定が通りやすく分析しやすい傾向となるとのことであった。
分析の第1段階として、本マガジンの全体像を計量的(客観的)に把握し探索する。
・強制抽出は「国際理解教育」のみ(練習としてやってみた)
・全部の分析手法を試す。(練習なので)
・本note記事に特に記載がない場合は、すべてデフォルト値にて実行した。
・集計単位は「H5」である。
分析の第2段階として、コーディングによるコンセプトの抽出を試みる。
「筆者の意図したコンセプト=このマガジンで主張したかったこと」
は、次の通りである。
・「都会と地方」とその格差について
・学校の多忙さ
・グローバル教育の定義と概念化(何でもグローバル教育になり得る)
・英語じゃなくてもグローバル教育になる
・世界にはいろんな種類の教育がある
・具体的なグローバル教育の手法
なお、本当に主張したかった内容は「都会と地方」「定義と概念化」である。
他の項目は、コーディング練習のために無理矢理考えた。
5分析
第1段階から順に提示する
長くなるので、次のnote記事にします…
(長い戦いが始まる…)