ものごとの2面性
ほぼすべての「ものごと」「できごと」には2面性があります。
それは、「いいこと」と「悪いこと」です。
例えば私が、
英語の勉強をやって、難しい論文を書いたとします。
英検1級も取ったし、論文も査読が通ったとします。
これはいいことです。
しかし、もし英語をやらずに論文ばかりを書いていたら、もっとすごい論文になっていたかもしれない。
逆に、英語ばかりやっていたら、すごく英語が上手になっていたかもしれない。
このように、ほぼ全てのものごとには、ポジティブとネガティブがあります。
「試験に落ちた」
というのは、誰がどう見てもネガティブに見えますが、これにもポジティブはあります。
いろんな出来事を「いい」「わるい」と評価するのは、私たち人間です。
立場や視点で決めているだけです。
(ただ、ちょっと冷たい現実とも思います)
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「絶対正義」「絶対悪」
というのは、かなり強い考えです。
強い立場や視点でものごとを見ています。
例えば宗教がそうです。
それこそが、宗教の強みでもあります。
信じる者は、本当に強い。
クリティカルシンキング(批判)をほぼ捨てる代わりに、自他を素晴らしい人生にする宗教もあります。
宗教でなくとも、例えば、
「核兵器は絶対悪だ」
というのも、
「人の命は絶対に大切だ!」
という「信念」「信条」「自分の考え」
に基づいています。
(一応付記:私は核兵器廃絶に賛同しています)
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