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マドリード~市内を散策 シニアのドキドキ海外旅行

2024年9月13日 マドリードに到着して2日目です。

まずは、マドリードの街をぶらぶら散策です。
ついでに、ネットで何度試しても購入できなかった、列車とバスのチケットを購入します。

表通りから一歩入ると、静かでヨーロッパの街並みが広がります。

街並み

マドリードではAirbnbのアパートに6泊します。

9月14日はトレド、15日は洗濯とゆっくりの日、16日はセゴビア、17日はアビラ、18日は次のAirbnbのアパート(グラナダ)に移動する計画です。

それぞれマドリードからかなり離れているので、列車やバスのチケットを購入します。

今までの旅行では、日本にいる時にチケットを予約していましたが、今回は直接現地で購入します。

スペインの鉄道やバスのチケットは、日本からネットで購入することもできるようですが、購入の途中でエラーになり何度やってもダメでした。
数日前、ポルトガルに滞在中にも挑戦しましたが、やはりダメでした。

もう一つの理由は、レンフェ(スペイン鉄道)のシニアパスを購入することです。
このパスは、ネットでは購入できません。
60歳以上の人は、シニアパスを購入することで、運賃の割引をしてもらえます。

アトーチャ駅

まずは、高速鉄道のチケットの購入です。

機嫌を直したマップアプリの指示で、アトーチャ駅に行きます。
アパートから、徒歩10分のところにあり、便利です。

日本の「みどりの窓口」のようなところで購入しますが、多くのお客さんでごった返しています。

整理券を発行する機械

窓口に並ぶのではなく、チケットの購入内容(当日券、それ以外の券など)により、機械で整理券が発行されます。

掲示板で、自分の整理券番号が表示されたら、表示された窓口に行きます。

左:整理券、右:掲示板

窓口の係員は、英語がわからない人がほとんどのようです。
私たちの窓口の係員も、英語は全くダメでスペイン語でまくしたてます。

事前に行先や時刻・希望などをスペイン語で記載した紙を準備していたので、かなり?スムーズに購入できました。

それでも、希望するランクの指定席がなかったりと、時間がかかりました。

スペイン鉄道(renfe)の切符売り場

時間がかかっても、後ろに誰も待っていないので、気が楽です。
係員の人も冗談を交えながらの仕事で、時間なんてあまり気にしてないようです。
「またスペイン語のわからん客が来た」くらいの感覚で、陽気に話しかけてくれます。

シニアパスを購入すると、20%~40%の割引がありますので、列車をよく利用するようであれば、安くつきます。

購入には、パスポートが必要です。

ちなみにシニアパスは、1年間有効です。

チケットの購入には、待ち時間30分と窓口30分で1時間ほどかかりました。
ただ、行列にならぶことはなく、椅子に腰かけて待てるので、イライラすることもありません。

列車のチケットは、トレドまでの往復とグラナダまでの片道を購入しました。
グラナダへは、直通便が取れなかったので、ゴルドバで乗り換えになりました。

次にバスのチケット購入です。

アトーチャ駅から地下鉄で、Moncloaバスターミナルに行き、セゴビアまでのチケットを購入します。

モンカロアのバスチケット売り場
地下鉄Moncloa駅に直結

地下鉄のチケット購入に少し手間取りました。

人に聞いても、英語はほぼ通じません。
それでも一生懸命教えてくれようとします。
皆さんとっても親切です。

スマホのマップアプリは本当に役に立ちます。
どこ行きの電車に乗ればいいのか、また、乗り換えの電車も教えてくれます。
初めての場所では、必需品です。

時々、機嫌が悪くなりますが、とても便利なので許せます。

チケットは、ポルトガルと同じように、カードにチャージするものです。

地下鉄のカードチケット

セゴビア行きのチケットを購入後は、アビラ行きのバスチケット購入です。

地下鉄

またまた地下鉄に乗り、移動。
South bus stationでアビラ行きのチケットを購入しました。

サウスバス ステーションのチケット売り場

近くのケンタッキーフライドチキンで食事をし、歩いてアパートまで帰ります。

ぶらぶらと散策しながらアパートに帰ります。地理もよくわかりますし、外国という雰囲気を味わえます。

街中はほとんどごみが落ちていません。
道路は、道路清掃車が早朝から動いています。

赤い車はどうやって出るのでしょうか?

余談ですが、道路には多くの車が駐車しています。
駐車の区画線が引いてあるようですが、中にはどうやって出るのか不思議な駐車をしている車があります。

写真のように駐車している車をよく見かけました。
他人事ながら心配してしまいます。

チケットの購入だけで、1日が終了です。
10時ごろアパートを出て、16時前には帰宅します。

徒歩と地下鉄を乗り継ぎ、チケットを購入するので労力が必要ですが、街中の散策もでき有意義です。

ヨーロッパの中では、フランスは大都会、スペインは地方の街、ポルトガルは田舎の街、と言われるそうです。

フランスは不親切?で、スペインは親切、ポルトガルはとっても親切です。

スペインもポルトガルも、街中では英語がほとんど通じませんが、皆さん一生懸命に理解しようと努力してくれます。

せかせかと観光地を回らない、のんびりしたシニアの旅です。

明日は、列車でトレドの世界遺産を見に行きます。

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