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転職市場の追い風・向かい風
みなさんこんにちは、ヘルスケア・フィットネス事業のお仕事を支援している工藤です。
先日、転職エージェントに就いている方から、国内の転職市場について下記のようなお話を伺いました。
現在の転職市場は、リーマン・ショック期のように劇的に悪化しているわけではない。しかし、過去5年間(2015年から2019年頃)の非常に良い時期とは違って、かなり厳しい環境に変わってきている。
これからさらにダウントレンドになることが予測される。
私はちょうど2015年から2019年の間に、転職によるキャリアチェンジをしました。
新しい仕事は業界も職種も未経験。
業界はフィットネスからヘルスケア、職種は店舗運営から企画開発職へ。
仕事の中身はかなり変わりました。
振り返ると、私は転職市場の好況期に、たまたま転職していたことになります。
きっかけは所属企業の経営譲渡でした。(お店の経営権が他社に変わった)
強制的に変化せざるを得ない状況です。
まるで現在の社会変化を予行演習しているようでした。
おそらく今年に同条件で転職を希望していても、望む転職はできなかったことでしょう。
現在は私のような企画職、または事務職などは企業のニーズが低下しており、目先の売上を獲得する営業職の増員が優先されています。
かつ、即戦力の採用がより色濃くなっていると伺っています。
つまり私のような未経験者は企業のニーズが減少しているのです。
さてそれでは、今は外部環境の向かい風が強いから、何も行動しないようにするべきなのでしょうか。
そちらについては、答えは無いと思います。
転職に限らず、外部環境の追い風・向かい風が吹くことは常にあります。
不利な条件の中だからこそ、チャンスが生まれることもあります。
例えば、動く人間が少ないから時期だからこそ、行動力ある人が果実を得るケースもあるはずです。
一番よくないことは、行動しないことの言い訳となる材料をたくさん集めるだけで、何もしないことではないでしょうか。
ネガティブな情報が氾濫する現在だからこそ、自分で出した答えの価値が向上するのだと思います。