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【🍓】生絹の単衣
生絹の単衣
よみ: すずし の ひとえ
なんということだろうと思い、どうしていいのかわからないまま、女はそっと起き出して生絹の単衣を羽織り、すべるようにその場を抜け出した。
生絹の単衣、とは何か。
正絹の訪問着を着る時用の正絹の長襦袢(色は白か、きなり色ね)のようなものをイメージとして浮かべて(高校生の時から現在に至って)いるのだが、そうではない気がしている。正絹の訪問着(も長襦袢も)は、練絹(ねりぎぬ)だからだ。
生絹とは何か。
(生絹とは)きぎぬともいい、生糸で織った平織の絹布のことです。古くは装束に使われました。精練していないので固く張りのある感触で、紗のように薄く、かつ軽いのが特徴です。これらの特徴を生かし、夏用のきもの地やスカーフなどが作られています。オーガンジーも生絹の一種です。精錬した柔らかな風合いとはまた一味異なる、張りのある爽やかな質感に人気があります。
オーガンジー? ドレスに使う生地だった気がする。手芸のことなら何でも揃うオカダヤさんのHPを見てみましょう!
シルクオーガンジーがありました。
シルク100%のオーガンジー生地。合成繊維では表現できない、シルク独特の上品で高級感ある光沢と素材感が魅力です。ややハリがあります。
ちなみにオカダヤさんでは107センチ巾を10センチで198円(税込)だったので、生絹の単衣というのがシルクオーガンジーの浴衣のようなものである場合は、生地代9,000円程度で自作出来そうかも。でも、意外と安くて意外過ぎるし、単衣と浴衣はちがうはずだし、シルクオーガンジーのような透けるものだったら逃げるときに羽織っても余計にセクシーだと思いませんか?
源氏物語絵巻のこの場面を探して、見てみたらよいのかも。単衣についても調査継続。
追記)翌朝です。下記を探せました。
生糸の平織で、色は白とは限らず、平安末期以前は肌着として着た、長めの半襦袢が「生絹の単衣」という事でどや?
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現在ではミニ丈のスリップあるいは長めのキャミソールあたりか? そしてこれを脱いで寝ていたということはパンイチで寝ていたんですね?きゃー。早く逃げてー!