溢れる君の指先と夢の中
大切な者ほど消えるそれが愛だった?
この悲しみをどう消せばいいんだろう。
指折り数えて楽しみにしていた
君と居られる時間
消え去って行く花火の様見えるものばかりにこだわっている、心がもう苦しくて
さよならを告げることもできぬまま。
影となりてボクの側に
君が居てくれたらいいのにな
指先から溢れてしまっても
まだ掴みたい
溢れ掬い溢れるまま
掴むことなど出来やしない。
掴めない君をずっと探している
逢いたいんだ逢いたいんだ
君ともう一度、あの幸せな時間を過ごしていたいよ。
お別れなのですか?もう逢えないのですか?
指先から抜けて行く君の影
もう一度どうかお願いですから
あの時に戻してください。
夢の中ですか?あの空の上ですか
何処にも居ない君の影
いつでも、君のことを夢に見ている
ボクの影の中に居てくれたら
でも、君に触れたい
ただ、君が愛したこの世界を
一緒に見たかったよ。
忘れてしまいそうで
怖い今日日で、形に遺したくて
でも君はどこにも居なくて
無くなりそうで
君のことを想わない事は1日も無かったよ
君がくれた世界をボクは生きて行くよ
そして、また来世で逢わせてください。
こんなボクでいいのなら
来世で一緒に居てください。
ーendー
大切なそれは幾ら掬えど掴めない。