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このサイテーな世界の終わり

Netflixで「このサイテーな世界の終わり」というドラマを見た。
Netflixの配信ドラマで、シーズン2まである。
サイコーだった。

主人公は、アレックスローサー演じる男の子とジェシカバーデン演じる女の子。
サイコパスな2人の逃亡劇が、シーズン1。
3人目の主人公といえる、ナオミアッキー演じる女の子が加わるシーズン2。
ダークコメディ、というジャンル分けがされている通り、ユーモアの効いたセリフが沢山出てくる。

好きだったところ。
●全編を通して、湿っぽくないのが良い。
悲惨なことや緊迫感のある場面は沢山あり、それを主人公たちは感じながら進んだり立ち止まったりする。けれどそれを、大袈裟に嘆くことなく、笑い飛ばすわけでもなく、日々をやり過ごしていく。

●タイトルが良い。
毎回序盤、どこかのタイミングでタイトルが一面に映る。なぜか毎回、そのタイトルを叫びたくなる。叫んだら近所から頭がおかしいと思われるだろうからしないけど、小さい声中指立てながら呟いていた。恥ずかしいけどそういうことがしたくなる作品だ。

●音楽が良い。
黒人女性のソウルミュージックみたいなものが、全体に散りばめられている。(もしかしたら分類わけが間違っているかもしれない)
それがなんだか、若い登場人物たちとピッタリと合っている。哀しさと可笑しさが増しているような気がする。

1話20分くらいで、ずっとドキドキしながら見ていた。
シーズン2、最後の最後のセリフは、たまんない。

サイコーでした。

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