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雑記-10月の走り書きエッセイ
グルォォォオオオ
私は日常生活において「吠える」ことはない。
吠えると書くと、いかにも犬がほえる様子が浮かんでしまうので、吼えると書いたほうがいいだろうか。何が吼えるのかというと「お腹」である。
最近どういうわけかお腹が吼えることがある。お腹が鳴るなんてレベルじゃない。グルゥゥォオオオ…ギャルルルゥゥゥオゥオゥオゥ…ギュギュグウゥゥグ…だからといって、「いかん、いかーん!」とアニメ走りでトイレに駆け込むわけではない。本人はいたって平気な顔をしておる。
お腹が空いている場合は胃が原因で、食後に鳴ることが多いのは大腸が原因らしい。食べ物によって腸内細菌のエサとなるガスが発生しているとかなんとか。
だからといって、あんな大げさな音がするだろうか。短い音ならば周りの皆さんも「まぁ、あるよね」といった具合にスルーしてくれる。これはお互い様だから別に問題はないと言えよう。通常、人のおなかが鳴るときは1~2秒がいいところだから、その間会話が途切れても別に変なところはない。また1~2秒後には元通り会話に戻ったりできる。気を使う人はあえて会話を止めずに、その僅かな間を併殺してくれるという上級国民スキルを使用してくれる場合もある。但し、それはレアケースだ。
しかし、この私の「小さな獣と思わしき長き咆哮」を耳にしたとき、なんともスルーしがたい微妙な空気が流れるのだ。
グルゥゥォオオオ…ギャルルルゥゥゥオゥオゥオゥ…ギュギュグウゥゥグ…キュウ
(エッ!?ちょっ、まっ、何?どこ?)
(むしろ触れないほうが不自然)
(あるあるァ…ねぇわ!)
(ハハハ、こやつめw)
(いやぁー、まいったまいった馬鹿には勝てん)
(親方ぁ!空から女の子が…)
などのそれぞれの思いが錯綜し、
しばしの沈黙が訪れる。
皆さんも、もしかしたら経験があるんじゃないだろうか、自分で思っていたよりも音が長かった経験が。
思春期あたりの女子は極端におなかが鳴ることを恐れている節があるが、やはり朝食を抜くなどの無理なダイエットはいけない。何なら私は、ふくよかであることが美であるという時代に戻ればいいと思っている系の舞い戻れ平安!やんごとなき危険思想おじさんでもあるので、細いからと言ってエライわけじゃぁないんだよ。と肩をポンポンしてセクハラで通報されてしまう未来は別の世界線にしておきたい。は?
今月も何を言っているのかわからない安定の雑記になってしまった。反省していないからきっと来月もこのままになるのだろう。
10月は特に記事を書きすぎた。
少しペースを落とそう、私らしくないじゃないか。
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