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令和6年10月10日(木)のあたりさわりないエッセイ日記


今年も10月1日から31日まで毎日エッセイ日記を書くことにしました。



本日のテーマ
性同一性障害について


まず用語説明から。
昔なら迫害されていた性認識も、多様性の名のもとに認められるようになったのは、喜ばしいと思う。今回はその話。

まず用語説明から。

性同一性障害とは、GID(Gender Identity Disorder)ともいわれ、性自認と身体的性が一致しておらず、外科的手術による一致を望む状態を指します。その中での分類に、トランスジェンダーがあります。体と心の性意識が一致しない、いわゆる第3の性になります。多くの分類があるのですが、代表的なものだけをここで書いてみます。
(※障害と表現すると、気を悪くされる人がいるかもしれませんが令和6年の時点では障害と表現できるがゆえに、性転換の手術ができるという仕組みになっているのでご了承ください)


トランスジェンダー女性 → 体は男性、心は女性 (MtF → Male to Female)
トランスジェンダー男性 → 体は女性、心は男性 (FtM → Female to Male)
心の意識が重要視されているのがわかりますね。

エックス(X)は性自認が男性でも女性でもない人を言います。これまたいろいろあって、日によって性意識が変わる人もいるのです。複雑です。戸籍上で判断され、戸籍が男性でXの人はMtX,戸籍が女性でXの人はFtXになります。

実は性意識は令和6年現在58種類あります。今後も増えていくと思われます。以下のリンクはフェイスブックで表現できる区分表です。これが一番わかりやすかったので引用しました。



 で、薬剤師なので根本的な個人情報も心得ていますが、昭和時代よりも性意識の表現が緩和されて、オープンになっていると感じます。昔はオカマ、変態しかなかったので、大きな進歩でしょう。

 わたしが会った限り、性自認が見た目と違う人は、その人が理想とする仕草が誠に男性らしかったり、女性らしかったりします。たとえばゲイの人で本気の人は、保険証が男性でも自分で考えた女性名を医師に伝えてその通りに記載させます。(ただし、現時点では戸籍を変えない限り、保険証の性別までは勝手に変えられない。)

 女性になりたい人は、本当に女性らしいです。持ち物もすべて若い女性が好むもの、今はやりの服を着てこられ、動作も女性のわたしよりも女性らしい。

 通院してこられる常連の患者さんは、基本よく来てくれましたね~お薬続けておられますね~のスタンスで接しているので、慣れた患者は今日のわたしはどうですか? と聞く。
 その言葉遣いといい、仕草といい、本物の女性です。体格は手術されていないのですぐ男性とわかる。女性そのもののわたしが、その患者を見習わねばと思う状況になっているぐらい。その人の努力がうかがえて、わたしは、こういう人は尊敬する。


 それを踏まえたうえで今回書きたい話
↓ ↓ ↓
 ごくわずかなケースでしょうが、危険なのは、性意識が女性で体が男性と主張して、堂々と女性用のお風呂やトイレに入ろうとする性犯罪者です。
 でも一見しておかしいと思ってもその場でだめでしょ、とは言えないし、言うと差別だと怒るだろうし、今のところは一般人は静観しているしかありません。人権派の人たちは、女の子を持つ親がどんなに心配しているかもうちょっと理解してほしい。


 
 日本の判例は、ここで引用して怒られるのもイヤなので書かない。でもわたしはとても心配している。男性がトランスジェンダーだと自己主張して女子トイレに入った事件では、診断書がない人だったので書類送検で終わった。これは確定ではないけど、単純に痴漢、性犯罪者だろって思う。
 しかしこれも人権団体が見ると可哀そうになる……っておかしいでしょ。本当に性自認が不特定多数と違うと認識している人は、なるべく誤解を招かないように行動している。トイレも多目的トイレを利用されている。


 放課後デイサービスでバイトをしていた20代の男性が小学生の女の子にせがまれて、おんぶしていたら、ちょうど親が迎えに来てすごく怒られたそうだ。うちの子をどうする気ですか!?って。PTA団体からもクレームがついて、居づらくなり転職した人がいる。
 女の子をおんぶをしちゃダメなのか? どうもパンツ丸出しになったところにお尻に手が当たっていたのを見たらしいが、おんぶしていたら、どうしてもお尻に手が当たるのは当たり前。

 かくして、なにもかも混とんとして話がややこしくなっていく。この世界はどうなるのだろう。今まで隠していたことがあらわになるのは、いいことだと基本は思うが……だから便乗系な不快な事件もそのうちきちんと整理されたらいい。おわります。



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 ダウンロード400部突破記念で再紹介します。本代無料です。よろしくお願いします。
 今度も長編を時間のある折に創って無料で出すつもりです。


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ふじたごうらこ
ありがとうございます。