令和6年10月1日(火)のあたりさわりないエッセイ日記
今年も10月1日から31日まで毎日エッセイ日記を書くことにしました。
本日のテーマ 窓際族
今日は初回ですので、本当にあたりさわりのない、薬剤師としての自分の話です。わたしは事実上、職場での窓際族でもあり、無言で黙々と仕事に励むいるのかいないのかわからない、透明人間系の薬剤師です。今回は自己紹介を兼ねた話です。
わたしは本来ならば、定年退職しているはずの人間です。しかし、今の職場では、薬剤師の人員不足のため、まだ雇っていただけるようです。大変ありがたいことです。
先に出しましたが、皆さまは窓際族ってご存じでしょうか?
一度雇用したら、定年まで仕事を与えないといけない状態で、使えない社員をいいます。文字通り、窓際に席をおいて、どうでもいい仕事を与えるという。ウィキによると新聞のコラム記事が発祥のようですね。
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わたしも窓際族だと思っている。非常勤だし、両耳に補聴器が入っているので対外的な仕事に制限があるから。よほどのことがない限り、電話もとらない。聞き間違えをすると大変だから。薬局に来る電話はどれも大事なものだし、何度も聞き返すのは相手も多忙な人が多いし、失礼になる。
あと、わたしがもらっている監査用のデスクは、調剤室でなく、本当に窓際にあるから。もちろん薬の保管に悪いので、直射日光は当たらないようにそこは配慮していただいています。
薬剤師で別室をもらっているのは特別待遇ですよ。誰よりも早く、雨が降ったらすぐ視覚でわかる立場です。と、良い意味に捕らえて仕事に励む。
聴力が悪いのにどうやって仕事してるの? と皆さまの疑問がわかります。実は現在の勤務地は施設調剤が多いのです。そう、調剤するだけなら、会話は不要です。また、できあがった薬を監査といって、正しく調剤されているかチェックするだけなら、会話も不要だし、聴力が悪くてもなんとかなるのです。
国家資格は強いです。まだ今ほど聴力が悪くなかった若いときに勉強を頑張りました。今となって、医療系の免許を取得してよかったと思う。知人の薬剤師も85歳まで調剤薬局で勤務しました。その人は勤務後は毎日ジムに通い、同じような年齢の人と遊んでいました。しかし体調不良とコロナショックで、長期休暇を取られ亡くなられました。生涯現役薬剤師として過ごされ、昔の調剤方法のノウハウや懐かしい医療話を惜しみなく教えてくださった大先輩です。わたしもいずれそうなりたく思いますが、会話が苦手なので、せっせとNOTEに綴っていこうと思っています。改めまして、この一か月、どうぞよろしくお願いします。
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本日の作品 (最初なので穏やかなものにしました)
ありがとうございます。