それでも地球は曲がってる (バレエショートショート)
ヨーロッパや東欧のバレエ劇場はいまだに傾斜床でやることが多い。そこでプロとしてやってきた先生の友人が帰国して後輩の藍達に教えてくれた。
…ローザンヌ国際バレエコンクールでも昔は傾斜床でやったけど、今はなくなってます。だけどまだ現役の劇場も多い。海外でやっていきたいなら慣れたほうがいい。
…舞台の奥に連れて床が上がる。後ろの観客にも見えやすくするためだけど、慣れるまではキツイ。
…舞台中央から奥に回りながら引っ込む時、逆に舞台奥から前面にジャンプしながら出る時、それぞれ使う筋肉が違う。変に意識すると踊りに違和感が出て良くないし、逆に意識しないで平らな場所のつもりで踊ると思わぬ怪我をする。
藍達は真剣に質問をする。
意識しても、しすぎてもダメならどうしたらいいですか?
先輩はお守りにしている言葉を気前よく教えてくれた。
それでも地球は曲がっていると唱える!
最初から思い込ませて身体もメンタルもそれに適応させるのよ!
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たらはかにさまぼ企画に参加中です。
今週のお題は「それでも地球は曲がっている」 です。
ふじたは、傾斜床で踊ったことが一度だけあります。
某忍者ハウスで傾斜部屋があってそこで踊ってみました。周囲に他の客がいない時にちょっとだけ。(監視カメラの中の人は驚いたと思うけど)
平らな場所で慣れているのでバランスがうまく取れなくて大変でした。
傾斜床でのオープンクラスバレエの情報の紹介記事です。いずれ行ってみたいです。フランスですけど。ご興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。
公式ページによる大人向けのスケジュールです。ヨガクラスもあるので
料金ともども実際に行かれる場合は問い合わせた方が無難です。
ありがとうございます。